滝 行 脚  〜名瀑撮影旅日記〜  

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日本の滝百選一覧表 百選以外の滝一覧表
滝名をクリックすれば写真にジャンプします。だだし、必ずしも当日の写真とは限りません。
日本の滝百選のデータは日本の滝百選の一覧表を参照してください。
mar 29 2006
酒水の滝  神奈川県山北町(日本の滝百選)
 今年の滝行脚は神奈川県から。桜の撮影で小田原の長興山の枝だれ桜を写した帰りの駄賃の様な感じ?
 この滝は昨年の落石で観瀑台へは立入禁止になっていて滝壷は見る事が出来なかった。説明によると岩盤が危険な状態のようである。しかし、住民の生活に直接関係無い工事は何時になることやら。自治体の収支がどこも苦しい(山北町はどうか知らないが)昨今、ひょったしたら永遠にこのままかも?
jul 23 2006
関之尾滝  宮崎県都城市(日本の滝百選)
 3年ぶりに九州までやってきた。滝の撮影もあるが日本の最南端の棚田、鹿児島県の頴娃町、佃の棚田と開聞岳の組み合わせ。前回は開聞岳の上部が雲に覆われていた。時期も同じ時期だったが3年前は梅雨明けが遅れあまり天候が良くなかったのだった。
 ところが、今年は超異常。2日間で1000mmなんて信じれないほどの大雨で、各地で被害が続出したようだが幸いにも今日はピークを過ぎ、雨も小雨状態。
 関之尾滝は観光地で、滝へのアプローチも簡単なので、こんな天候にもかかわらず観光客もちらほら。撮影もなんとかできた。
 豪雨のせいか凄まじい水量で、水しぶきが舞い上がりまるで周辺が霧に包まれているようでもある。
 駐車場から少し下ると観瀑台があるが、観瀑台の手前に女滝の落花口がある。案内板があるので分かるのだが、案内板がなければただ水が流れ落ちているだけなので見落としてしまいそうだ。観瀑台を更に下ると吊り橋があり大滝が正面、右手に男滝が見える。
龍門滝  鹿児島県加治木町(日本の滝百選)
 午後になり更に天候は回復し、時たま晴れ間も見えるがようになってきた。しかし、不安定な天候で突然にわか雨になったり、なんとも判断に迷う天気だ。
 この滝もアプローチは簡単で観光客も結構いた。こちらも凄い水量で、水量の少ない案内板の写真とは一見違う滝かと思うほどだ。
jul 24 2006
鹿目の滝  熊本県人吉市(日本の滝百選)
 昨日も開聞岳は見えず、今日を期待して喜入の道の駅で車中泊したがやはり不発。雨雲も北上したようなのでのんびり一般道を走り北上したのだが、鹿児島、熊本の県境近くから至る所で交通止めがあり、かなりの大回りで人吉に着いた。
 今日は月曜日なので直接市役所に出向き様子を聞いた。道路も遮断はされてなく、滝へも行けそう。ラッキィ・・・なのか?晴男の面目躍如で滝に着いた頃は青空さえ見えてきた。
 鹿目の滝は大滝、平滝、雌滝と三つの滝からなっているのだが、平滝と大滝、雌滝へは違う道を下らなければならない。平滝へは遊歩道は丁度大滝の落ち口に下りる道だが、周遊することが出来ないので同じ遊歩道を戻る。大滝への遊歩道は少しきつい。大滝の滝壺の手前を左の入ると雌滝があるが、この滝は手前の木々に遮られ全貌は見えない。
 車での撮影は夜間走行や車中泊も結構多いが、今回は自重し人吉のビジネスホテル泊。
jul 25 2006
栴檀轟の滝  熊本県八代市(泉村)(日本の滝百選)
 人吉から泉町には順調に走行できたが、この先が不安でもあった。旧泉村役場は八代市の支所となっているようなので立ち寄って確認すれば、と思っていたが途中に消防の詰所があり、人も居たので確認してみた。どうやら道路も大丈夫で滝にも行けそうで一安心。やがて町の中心部に着いたが、滝まではまだ20Kmくらいあり、曲がりくねった山道を小一時間。
 大きな駐車場や売店があるが観光客は自分の他に1組の夫婦だけ。滝壺には10分ほど遊歩道を下ると観瀑台があるのだが、よくあるパターンで猛烈な水しぶき。豪雨の後なので余計凄まじいのかもしれない。スローシャッターのカットは露光中に水滴が付き、絞り込んであるので水滴がくっきり写ってしまう。
 遊歩道の途中には木々の間からそこそこに滝を見渡せるポイントもある。じっくり撮影するにはこちらの方がいいかもしれない。
四十三万滝  熊本県菊池市(日本の滝百選)
 ここも市役所に直接出向き状況を確認してから向かった。
 菊池渓谷にある滝で行楽シーズンは大変賑わう場所のようで、今日も観光客がちらほら。韓国人の団体さんもいた。四十三万滝までは駐車場から1Kmくらいで途中にも2〜3の滝がある。
 ここまでくる道中は青空もかなり広がっていた。片道1Km、他に観光客もちらほらということもあり雨具の用意をせずに入ったのが大きな間違いで、急に暗くなったと思ったら激しい雷雨。雨に濡れながら撮影するものの、よく写真で見るポイントがわからない。確かに案内板があり四十三万滝に違いないのだが。水かさが増して景色が変わっているのかもしれない。
 危険なので諦めて早々に退散。途中観光バスの一行と休憩所で雨宿りしたが、みんな傘は何の役にも立たないほどずぶ濡れだった。晴男の神通力も通じずここ数年で最悪の撮影となったが、やはり、九州地方の今回の大雨は超異常ということだ。
 菊池市から南阿蘇村に向かったが途中でまたまた激しい雨、この辺りに大雨警報がでたようだ。数鹿流ケ滝の駐車場まで来たが、雨は上がったものの暗くなってきたので近くのホテルをチェックイン。撮影は明日に持ち越しとした。
jul 26 2006
数鹿流ヶ滝  熊本県南阿蘇村(長陽村)(日本の滝百選)
 天候も安定し、近くのホテルに泊まったのも正解と早々に朝食をとり滝に向かったのだが、展望台に着いてがっかりした。滝を見渡せるポイントが無いのだ。下草や梢が邪魔になり落口から滝壺まで写し込むことが出来ない。観光パンフレットや写真集には皆すっきりとした写真なのに。木々が成長しちゃったのだろうか?
原尻の滝  大分県豊後大野市(緒方町)(日本の滝百選)
 この滝のある旧緒方町には棚田百選の選定地もあり、ナイアガラの滝もどきの原尻の滝も平成14年、棚田の撮影時に写すつもりであった。しかし、天候があまりよくなく青空も期待できなかったので、下調べもせず省いてあった。
 今回の九州は棚田より滝優先。なので、この滝は今回のメイン。幸いにも青空が戻りイメージどおりの滝が撮影できた。
真名井の滝  宮崎県高千穂町(日本の滝百選)
 この滝も棚田撮影の時には訪れるタイミングを逸していた滝。(自分の撮影スタイルは棚田なら棚田、滝なら滝、桜なら桜と集中する方) ここも観光地で平日ながらかなりの観光客で駐車場も不足ぎみ。
 勿論初めて見たのだが、思っていた以上に静寂さが漂う滝。豪雨で水かさが増していて、貸しボートが中止になっていたこともあるだろう。高さも思っていた以上に低かった。
八戸観音滝  宮崎県日之影町
 今回は百選の滝以外は予備知識も持たずに来ていたので、この滝は道中偶然撮影した滝。
 豪雨の影響は勿論あるだろうが豪快に一直線におちていた。

直瀑 落差41m


PENTAX *ist Ds
SIGMA DC 18-200mm F3.5-6.3
jul 27 2006
矢研の滝  宮崎県都農町(日本の滝百選)
 ここは静かな所にある。キャンプ場があるので休日前夜は賑わいそうだが、今日は滝への往復で会ったのは若いカップル(滝までは行かなかったようだ)と外人1人。この外人は日本語も話さないようで、外国ナンバーのハーレーに荷物を満載し走り回っているようだ。
 駐車場から10分くらいで尾鈴キャンプ場。さらに20〜25分くらいで滝なのだが、木々の間からの撮影になり全貌は写し取れない。(水が少なければもっと近づけるかも知れないが)
 滝壺に向かわず九州自然遊歩道を数分行けば滝の左側からも撮影できる。(左の写真)
jul 28 2006
布引の滝  兵庫県神戸市(日本の滝百選)
 フェリーは朝大阪に入港する。帰宅するに急ぐ理由もないので、中々でかける機会がない布引の滝に立ち寄った。
 新神戸駅の近くなので、液周辺の駐車場に車を置いて行くのが一番いいのだろうが、車で走っているうちに雄滝の上部の展望台のような所に着いた。何とか車を置けるスペースもあるので路駐を決め込み雄滝に行ったが、他の滝は次の機会にした。
 車が気になることもあるが、距離は短いながらかなり急な散策路で、帰りの上りはかなりしんどいんではないかということで。
箕面の滝  大阪府箕面市(日本の滝百選)
 帰りは名神を使うことにして箕面の滝にも行ったが、やはりこの滝は紅葉の時期が一番良さそうだ。しかし、紅葉の時期は道路も大混雑しそうでもあろ。
sep 27 2006
荒沢の滝  愛知県新城市
 二ヶ月ぶりの滝巡りは、家からは比較的近い所にあるが中々行けなかった荒沢の滝。滝への入口にはちょっとした棚田があり彼岸花も綺麗に咲いている。今まで、この彼岸花は撮影していたのだが滝はなんとなく後回しになったままであった。
 駐車場からは約300m、途中には案内板もあり迷うことはないが、人は殆どいない。滝は鬱蒼とした森の中にある小さな滝だが、風情の有る滝である。

直瀑 落差13m


CANON EOS 5D
EF17-40o F4
L
nov 14 2006
観音の滝  佐賀県唐津市(七山村)(日本の滝百選)
 今年は7月に九州に来て、また11月にと2度も来てしまった。今回の狙いは出水の鶴の撮影だが、7月にまわれなかった北九州の滝から撮影を開始した。
 九州の百選の滝は殆どの滝がアプローチが簡単で、この滝も駐車場から数分で滝に着く。木々は紅葉も始まり滝の一番美しい時期を迎えていた。
見帰りの滝  佐賀県唐津市(相知町)(日本の滝百選)
 この滝は棚田百選のある旧相知町にある。棚田の撮影の時は棚田以外はわき目も振らずに撮影していたことから、この滝も初めての撮影。
 水量の少ない時期だけど、この滝は比較的豊富な水量で豪快な滝である。橋からも展望できる。
nov 15 2006
竜門の滝  大分県九重町
 下段が日陰になってしまい残念な絵だが、この下段は夏になると滝滑りの子供たちで賑わうそうだ。
 この滝も駐車場からは数分。

段瀑 落差20m 幅40m


PENTAX *ist Ds
SIGMA DC 18-200mm F3.5-6.3
nov 16 2006
曽木の滝  鹿児島県大口市
 この滝も東洋のナイアガラと呼ばれている滝で多くの観光客で賑わう滝でもある。
 丁度訪れた時は、7月の豪雨で遊歩道や観瀑台が流失し、復旧工事たけなわで一番のスポットらしき場所へは行くことができなかったので大変残念である。

落差72m 幅210m


CANON EOS 5D
EF24-105o F4
L
布の滝  熊本県人吉市
 この滝は国道を走行中に案内板を偶然見つけたが、国道からは狭い道を2キロくらい入ったところにある。
 滝は道路の左下にあり、道路沿いに美しい姿を俯瞰して撮影できる。

渓流瀑 長さ100m

CANON EOS 5D
EF24-105o F4
L
nov 17 2006
震動の滝  大分県久重町(日本の滝百選)
 今秋「九重”夢”大吊橋」が完成し、この吊橋から震動の滝が見える。しかし、観光客で大賑わいで道路は渋滞、橋を渡るにも並んで待たなければならない。
 そんなことで平日の朝に行ったのだが、この時間は生憎の逆光で震動の滝(雄滝)も雌滝もクリアに写らないし、橋は揺れるので勿論手持ち撮影。満足な写真を写すのは難しい。
東椎屋の滝  大分県宇佐市(安心院町)(日本の滝百選)
 この滝の駐車場は有料。滝は駐車場からほんの5分くらいで滝壺に着く。目の前に落ちる滝の全部を写しこむには24mmのレンズでも窮屈で20mmくらいのレンズを持参したい。
西椎屋の滝  大分県玖珠町(日本の滝百選)
 東椎谷の滝とくらべると観光客は少なく、車も無料で止められる。
 数分で観瀑台があるが滝の下部は木々が邪魔になり見えない。滝壺への道もあるらしいが今回はパスした。
nov 18 2006
寂地峡五竜の滝  山口県岩国市(錦町)(日本の滝百選)
 今回は帰りはフェリーではなく高速道路にして中国地方の滝を撮影しながら家に。
 最初は山口県の寂地峡に。ここは四季を通じた観光地のようでキャンプ場もある。滝は駐車場から数分で一番下の竜尾の滝につき、一番上の竜頭の滝まで往復しても30分もかからない。
常清滝  広島県三次市(作木村)(日本の滝百選)
 駐車場からは10数分で滝壺に着く。
 滝は水量が少ない滝のようなので、夏の方が豪快だろう。
神庭の滝  岡山県真庭市(勝山町)(日本の滝百選)
 ここは岡山県の観光のメッカだろうか、紅葉も見ごろということもありかなりの賑わいであった。
玉垂の滝 岡山県真庭市(勝山町)
 神庭の滝への遊歩道の入口には玉垂の滝がある。
 この滝は規模は小さいが岩肌から水滴がしたたり落ち、美しい姿を見せている。

潜流瀑 落差3m 幅25m


CANON EOS 5D
EF24-105o F4
L