滝 行 脚  〜名瀑撮影旅日記〜  

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以前

日本の滝百選一覧表 百選以外の滝一覧表
滝名をクリックすれば写真にジャンプします。だだし、必ずしも当日の写真とは限りません。
日本の滝百選のデータは日本の滝百選の一覧表を参照してください。
jun 18 1991
鳴沢の滝  愛知県新城市(作手村)
 この滝は愛知県では有名な滝で場所もわかり易く、簡単に見物もできる。国道420号線を三都橋から作手村守義の鳴沢苑を目指せば良い。鳴沢苑の駐車場に車を置かせてもらえば数分で滝に着く。
 愛知県にはそれほど多くの滝は無いが、この滝は他県の滝と比べても遜色がないほど趣きのある滝である。

直瀑
 落差6m 幅3m

CANON EOS Kiss Digital
AF NIKKOR ED18-35mm F3.5-4.5D(ニコンF to EOSレンズマウント)
apr 21 1992
百間滝  愛知県新城市(鳳来町)
 日本の滝百選の阿寺の七滝の近く、鳳来町七郷一色にある。阿寺の七滝から更に車で15分ほど先で注意していれば案内板もあり駐車場もある。滝へは15〜20分くらいかかる遊歩道があるが、かなり急な階段もあり、よくあるパターンではあるが帰りが辛い。
 百間(180m)もあるくらいの落差から名づけられたのだろうが、実際は120mということであり、豪快さは愛知県では一番の滝と思われる。

直瀑 落差120m

NIKON F4s
Aiニッコール28o F2.8S
jul 14 1995
那智の滝  和歌山県那智勝浦町(日本の滝百選)
 7月14日には那智の火祭りが行われる。この写真は祭りの取材時に写したものである。祭りの撮影に行くときは祭りに集中し他の被写体はあまり写さない。桜や棚田も同様であり、自分はあれやこれやと臨機応変に撮影できるタイプではないので今度は滝をじっくりと写しに行きたい。
sep 27 1999
オシンコシンの滝  北海道斜里町(日本の滝百選)
 道東の観光コースに組み込まれ駐車場から数分で行ける。オホーツクにすぐ流れ込み、訪れた時期はサケの群れが遡上していた。
 この写真は家族でパッケージツアーに行った時に撮ったもので手持撮影である。機会があればもう一度出かけきっちりとした写真を撮りたいと思ってはいる。
sep 28 1999
流星・銀河の滝  北海道上川町(日本の滝百選)
 この滝は、隣併せにある流星の滝と銀河の滝が百選の一つとして選定されている。
 観光地層雲峡の駐車場から眺めることが出来る。この写真は家族でパッケージツアーに行った時に撮ったもので手持撮影であり、昼頃で滝には日が当らず逆光であった。二つの滝は近い距離にあるのだが駐車場からは並んだ姿は見れず、反対側の観瀑台まで20分ほど上れば見ることができるらしい。しかし、パッケージツアー故の悲しさ、時間がなくて断念した。
sep 14 2003
大釜の滝  徳島県那賀町(木沢村(日本の滝百選)
 棚田の撮影時は気にはなるのだが棚田優先で滝は写さなかったが、この滝は国道193号線から少し下れば良く、広くは無いが駐車スペースもあるので撮影した.。棚田百選の取材中に唯一写した滝である。距離はそんなに長く無いのだが階段は凄く急。往きは下りだが、帰りを考えるとまた・・・。
 滝の上部の岩に日が当り目障りだが、先を急ぐので数カットで切り上げた。勿論棚田でも時間の選択はなきにしもあらずだが、滝は棚田と比較にならないほど
時間の選択は余儀なくされる。滝の向きや周辺の山々、木々の状況でベストの時間は少ない場所が多い。行きがけの駄賃では良い写真は撮れない。
ページトッツプ
nov 2 2004
阿弥陀ヶ滝  岐阜県郡上市(白鳥町)(日本の滝百選)
 郡上市白鳥町にあり、国道156号線の前谷集落から石徹白に向かう県道を走れば暫くして到着する。滝の入口には夏にそうめん流しをする店があり数台駐車もでき、滝はここから歩いて数分で簡単に見物できる。
 午前9時ころ着いたのだが日陰になっていた。「谷が東側に向かっているので、朝日を背にして滝の正面に立つとブロッケン現象が見えることもある」と書いてあるサイトもあったが、日が当るのは夏でないと無理なのだろうか。また、他のサイトでは西日に当たる滝と説明のある写真もあるが?。近くには棚田百選の正ケ洞の棚田や岐阜県天然記念物の床並社跡のトチノキがあるので、これらを撮影し再度戻ったが同じような状況だった。
 滝壷から流れ出る川には遊歩道の橋が架かり、ここからは真正面に見ることが出来、その端正な美しい滝を写すことが出来る。
 この滝は長滝の延年が行われる長滝寺の僧が、修行中護摩を焚いたところ阿弥陀如来の姿が浮かび上がったことから、この名がついたといわれている。また、「見たか聞いたか阿弥陀ケ滝を、滝の高さとあの音を」と郡上踊りでも唄われる東海の名瀑でもある。
駒ヶ滝  岐阜県郡上市(高鷲村)
 郡上市高鷲町の国道156号線沿いにある。白鳥から荘川村方向に向かうと途中に道の駅大日岳があり、ここから数分、左手にあり数台の駐車場もある。
 国道にかかる橋から写せば滝を正面から撮影できるが、全体を写し込むには24mmクラスのレンズが要るし、走行中の車にも注意。


落差 25m 幅3m

CANON EOS Kiss Digital
Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
夫婦滝  岐阜県郡上市(高鷲村)
 郡上市高鷲町にある。駒ヶ滝から更に1〜2分走ると夫婦滝ポケットパークの大きな看板があり見落とすようなことはないだろう。駐車場も十分なスペースがあり、数分川沿いの道を進めば滝が見えてくる。そんなに急な上りではないが途中小さな崖崩れの跡もあり、落石注意の看板がある。落石注意の看板は別に目新しいものではないが、今年は全国的に熊の出没が多く、真新しい熊に注意の看板がなんとなく不気味だ。
 滝は南側を向いているようで撮影途中に丁度日が射して来た。二つ揃って流れ落ちる滝の周りの木々は紅葉の最盛期で、美しいシーンが演出されていた。

直瀑 落差 20m 幅 5m


CANON EOS Kiss Digital
Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
魚帰滝  岐阜県高山市(荘川村)
 国道156号線を荘川村で高山市方面に右折し国道158号線に入り、村の中心部を少し過ぎた三尾河集落にあるが、国道から少し右にはいったところにあるが、訪れた時はこの右折地点が解からず人に尋ねた。
 滝の前方に橋がありこの橋から間近に撮影出来るが、全くの日陰になっていた。先着のカメラマングループがいたので尋ねたら、ここは朝は日が当るとのことだ。この滝は横に広がった滝で今日は水量も多いようだ。このような滝はやや少なめの水量の方が、幾筋もの水の流れになり写真的には面白いような気がする。

分岐瀑 落差7m


CANON EOS Kiss Digital/Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
女滝  岐阜県高山市(荘川村)
 魚帰滝から国道158号線を更に高山市方面に向かうと六厩集落に着く。厩川沿いに進むのだがこの入口もわかりずらかった。あとでわかったのだが、分譲の別荘地があるのでここから奥に数分走れば左側に女滝と書いたあまり大きくない看板がある。この分譲別荘地は村のパンフレットに記載されていないので時間がかかってしまった。
 看板の場所から10数mの脇道が付いていて突き当たりに鉄製の橋がある。この橋の下が女滝のようだが、橋は滝の後方にあり上から見ても写真にはならない。橋の手前に熊笹が茂っているが人の通った形跡があり、しばらく行けば3mくらいの崖だが川原に降りることができそうだ。ということでデジ1眼だけ持って降りてみた。手前の岩が少し邪魔、少し川に入れば良い角度になるかも知れないが、水量が多いし、単独行だし、周りには全く人気もない。というわけで危険なのでこれ以上は諦めた。

分岐瀑 落差2m 幅20m


CANON EOS Kiss Digital/Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
nov 3 2004
田立の滝  長野県南木曽町(日本の滝百選)
 AM8:30頃粒栗平駐車場に着く。既に3台ほどの車があり出発の準備をしている。ここは車1台1000円と1人200円の整備協力金が必要。登山道の入口に200円を入れるボックスがあるが、車の方はわからなかったのと1万円札しかなかったのでこれ幸いと支払いしなかった。(ごめんなさい、次にまとめて)。
 AM9:00出発。いきなり道なき急な沢に迷い込んだ。数分上ってこれはおかしいと直ぐに戻る。入口から2〜3メートルで右にUターンするのだが直進してしまった。これでいっぺんに疲労。暫く駐車場で休憩していたら同じように迷い込んだパーティもあったようだ。
 休憩している間に雲行きが怪しくなってきた。駐車場に来るまでもかなりの霧だったが、今日の天気予報は全国的に晴れ。そのうち晴れて来るだろうと思っていたが今にも雨になりそうだ。折り畳みの傘はあるがポンチョは持ってないので今日は諦めようかとも。で、ただ待っていても仕方ないので下のうるう滝に行く。田立の滝は大滝川をさかのぼって7ヶ所の滝と少し離れた所にあるうるう滝の総称である。一つだけ余分だからうるう滝と言うのだろうか。この滝は粒栗平駐車場へ向かう道路の途中から分岐するのだが、分岐点に案内板がありここから400mぐらいで滝のすぐそばに車で行け簡単に撮影できる滝だ。
 うるう滝でのんびりと撮影していたら日が射し青空も見え出してきたので再度駐車場に戻る。もうかなりの車だ。トレッキングシューズに履き換え今度は間違わないように上流を目指す。午前11時になっていた。案内板によればらせん滝、洗心滝、霧ヶ滝、そして主瀑の天河滝、不動滝、鶴翼滝、そうめん滝の順で主瀑の天河滝まで70分と書いてある。随分久し振りの山歩きだ。大丈夫か?少し自信もない。
 少しす進めばもう険しい登山道。ハイキング気分では入れない所だと思った。(結局全コースこんな道だった)かなり歩いてやっとらせん滝の看板がある。少し下りるようだが途中の滝は後回しにして、ただひたすら天河滝を目指す。
 1時間強で天河滝に着く。重い機材を担いでのノンストップだが標準タイムのようだ。やはりメインの滝だけあって豪快な眺めだ。
 次いで不動滝を写し、更に上流に向かえばそうめん滝を経て箱淵に着く。ここからは同じ道を引き返す。やがて天河滝に着き、先ほどと光線も違うので再度撮影。撮影後気が付けば
鶴翼滝を見落としたようだ。でも狭い登山道、どの滝も大きな案内板があったので見落とすはずはないのだが。行き帰り2度も通っているし。(で、鶴翼滝は謎のまま)
 霧ヶ滝は美しい滝だ。洗心滝は登山道から眺めるだけだが木々が邪魔になる。とても下には降りれそうもないので次のらせん滝に向かう。本日最後の滝だ。ここは主道から5分くらい下る。鬱蒼とした雰囲気の中にあり日が当たる時は一日何時間も無い様な場所にある。これで本日の撮影は終了。駐車場には午後4時30分着。紅葉も最盛期だったが撮影どころか楽しむ余裕もなかった。日頃の運動不足がたたり滝を写すのに精一杯だった。
nov 6 2004
竜神の滝  岐阜県川上村
 夕森公園内にあり簡単に行くことが出来る。公園の入口に案内所や駐車場があるがそれを通り過ぎてほんの少し走れば滝の入口の駐車場であり、ここはバンガローも沢山ありトイレも完備している。
 遊歩道は整備されていて、観瀑台が2ヶ所あるがここからはやや俯瞰ぎみに撮影できる。この滝の滝壷は大変美しく、息を呑むようなエメラルドグリーンで、こんな美しい滝壷は数も少ない。
 到着したのは午前9時ころだったが、滝には日が当っていなかったので2時間近く待ってみた。棚田は取敢えず百選踏破が第一の目的だったので先を急いだ撮影が多かったが、滝はじっくり写すことにしている。今日は丁度昼頃に滝の全部に日が当たった。再度一回りして撮影してみたが、滝は日が当たると周りの岩が光ってPLフィルターを使ってもやたら煩雑な絵にもなってしまい、自分的には日陰の中の滝は絵にしやすいと考えてはいる。

段瀑
 落差8m 幅3m

CANON EOS Kiss Digital
Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
小野の滝  長野県上松町
 上松町萩原小野の国道19号線沿いにあり数台の車も置ける。国道に看板もあるが見落としやすいし、滝もあっという間に通り過ぎてしまいそうな感じの場所にある。国道はかなりの交通量なので十分な注意が必要、やり過ごしたら安全な場所を見つけUターンを。
 木曽八景の一つであり、広重、英泉合作の中仙道六九次の浮世絵にも描かれている。しかし、今は滝のすぐ上にJR中央線の鉄橋が掛かり、いまいち風情に欠ける。
 滝を横切る影が鉄橋であり、ここは曇り日や日陰になっての撮影がよさそうだ。

直瀑 落差20m

PENTAX *ist Ds
SIGMA DC 18-200mm F3.5-6.3

尾ノ島の滝  長野県木曽町(開田村)
 開田高原キャンプ場のすぐ近くにあり、駐車場もあり、ここから滝まで300mとの案内板もある。遊歩道は100mくらい過ぎるとかなり急になり帰りのことを考えると・・・だ。
 水量も豊富で豪快に流れ落ちている。御嶽山周辺の山々は信仰の対象で滝は修行の場であったのだろう。この滝は覚明上人が、この滝に打たれたあと、満願の日に三ノ池へ登ったといわれている。
 この滝も東側を向いているようで、上部の木々は日が当っているが滝は全く日が当らない。

分岐瀑 落差25m


CANON EOS Kiss Digital
Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
新滝・清滝  長野県王滝村
 山間部の秋は日の落ちるのも早く、3時頃にはかなり日陰が多くなってkきたが、上空は気持ちの良い青空なので大滝村にも久し振りに立ち寄った。
 この滝は御岳信仰の水垢離ではあまりにも有名な滝である。二つの滝は近く、それぞれ入口には駐車場もあるし、滝を結ぶ遊歩道もあり、足場は悪いがそんなに時間はかからずに見て回ることもできる。
 どちらの滝も引きは無く、滝壷近くから見上げることになり、全体を写すには28mmレンズでギリギリ、できれば24mmで。(35mm換算、いまはデジカメが多いので気を使います?)
 撮影後一息ついていたら、車もヘッドライトを点けて走行しなければならないほど暗くなってしまった。ここはスキー場への途中で冬でも入ることができ、氷瀑も期待できるのでいずれ撮影したいと思ってはいる。

(左)新滝  直瀑 落差30m (右)清滝  直瀑
 落差30m

CANON EOS Kiss Digital/Tokina AF19-35mm F3.5-4.5(左右とも)
nov 13 2004
白糸・音止の滝  静岡県富士宮市(日本の滝百選)
 富士山麓の有名な観光地で、道案内も沢山あり駐車場も多い。この二つの滝で日本の滝百選に選定されていて駐車場から短時間で周遊できる。今日は午前7時ころついたが駐車場の管理人はいず、帰りに払おうとしたら「営業時間前に入ったのだからいらないよ」とサービスしてくれた。観光地にしては珍しい対応?。明け方は富士山を写したいところだが、今回は特別?に滝にした。
 この時期は両方の滝ともまだ日は当らない。白糸の滝は9時頃に主瀑から順次右側に当りだすが、今日は虹が現れた。この滝は条件的に比較的虹が現れ易いかもしれない。ただ、綺麗な半弧にならず、右側の4分の1だけで、10時頃まで待ったが結局駄目だった。
 朝方は雲一つなく富士山も見えたが雲に覆われ見えなくなった。沢山の駐車場があるが、端にある大きな駐車場から白糸の滝への遊歩道入口には、老人や身体の不自由な人の為の観瀑台があり、ここからは滝の右側と富士山を写し込めるのだが残念ながら次の機会に持ち越しだ。
 音止の滝は土産物屋が立て込んでいる一角に観瀑台もある。しかし、一番奥の土産物屋を通り過ぎると広場がありここからの撮影の方が一味違う写真になる。。川沿いにフェンスがあるので背の高い三脚、できれば脚立も用意しハイアングルで撮影すれば落ち口より先の流れも写し込むことができる。
 こちらは日が当たる時間を確認せずに引き上げたが、概ね白糸の滝と同じだろう。単独であればもっと注目を浴びるのだろうが所詮引き立て役のようで可哀相でもある。
白糸の滝  潜流瀑 落差26m 幅130m
音止の滝  直瀑 落差25m
不動の滝  静岡県富士宮市
 白糸の滝から国道139号線に戻り朝霧高原方向に向かい、朝霧グリーンパークを左折、東京農大の農場を過ぎると麓という名前の集落に着き、集落の一番奥に毛無山への登山道がある。ここには無人の駐車場があるが料金は500円でボックスが置かれている。登山道の入口に案内図の看板もあり、滝まで約40分とある。暫く林道を進むと涸れた沢を横切る。岩に矢印がペイントされているので間違うことは無い。この沢を横切るともう急登の連続だが、目印も結構あるし、脇にそれそうな個所はロープで遮断されていて迷うことも無い。
 滝には案内板の時間どおり約40分かかったが大変苦しかった。だが、意外にも滑るような場所はなかった。昨日は全国的に雨で、特に静岡県西部では大雨らしかった。ここは東部なので降らなかったのか岩も木々も濡れてはいなかった。
 カメラ機材なしなら楽だろうが、撮影しないならこんな所までは来やしない。物好きなもんだ!。そういえば山口県の棚田で愛知県から来たと言ったら「物好きな奴だ」と言われたことがある。自分で思うのはいいが人から言われるとムカツク。確かに的を得ているから。
 撮影場所は手前の梢の処理を考えるとピンポイントに近い。三脚をセットすれば一人しか撮影出来ないので何人かで行けば交代するしかないような状態だ。幸いこの山は登山客も少なく、30分ほど撮影、休憩をしていたが下山する人2名、後から来た登山者1名で、写真も撮らないのでポイントを独り占めできた。今は紅葉のシーズン。でもこんな具合だから登山者は少ない山なんだろう。
 紅葉の山の絶壁を途中の滝壺を経て2段に落ちる様は見事だが、今年は台風が多く葉っぱは大分飛ばされてしまったのだろう。参考に見た写真ほどの彩りはなく、晩秋のようなのが残念だ。それとも、もう晩秋なのだろうか。
段瀑  落差60m
CANON EOS Kiss Digital/Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
陣馬の滝  静岡県富士宮市
 白糸の滝からそれほど遠くない猪之頭にあるが、難関の不動の滝を先にしたのでまた戻ったことになる。ここも直ぐ近くに駐車場があるが3台しか止められない。滝と一緒には写し込めないが、望遠気味のレンズを使えば富士山も撮影できる。
 この滝は何となく白糸の滝に似たイメージで、主瀑があり脇から数本の細い糸のような滝も流れ落ちている。名前の由来は源頼朝が巻狩りの時に陣を張ったことからだそうだ。近辺には頼朝の巻狩りに由来する桜もあり、狩宿の下馬桜といわれ植物学的にも特殊な桜で国の特別天然記念物に指定されている。この桜は他の桜の撮影がてら2度訪れたが、早過ぎたり遅過ぎたりでまだ見頃に逢っていない。
潜流瀑 落差 6m
CANON EOS Kiss Digital/Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
仙娥滝  山梨県甲府市(日本の滝百選)
 昇仙峡の奥部にある滝だが、事前の調査不足のため大分歩いてしまった。昇仙峡(荒川)沿いの道路は5月から11月まで、土日は車両進入禁止になっている。入口の駐車場から滝までは4キロあり、登山道ではないので歩いて1時間くらいだろう。天気もドン曇なので迷ったが、せっかく来たのでロケハンをということでデジ1眼とカーボンの中型三脚だけで出発することにした。出発したのが3時過ぎ、のんびり散策もしていられないのでひたすら歩いた。かなり歩いて滝に近づいたらどうやら駐車場があるようだ。ここからなら10数分で滝のようだ。昇仙峡入口にある長澤橋の駐車場をやり過ごして、グリーンラインと呼ばれている道路でここまで車で来ればよかったのだ。上のほうに県営の無料駐車場があるらしいし、最奥の土産物屋まで行けばほんの少しで滝まで行ける。(昇仙峡にある土産物屋の駐車場は無料だが、千円以上の買い物、食事をしなければならない)
 今日は午後から曇って来て薄暗くなり紅葉もあまり映えない。天候のせいもあるがやはり台風の影響も大きそうだ。でも、名だたる紅葉の名所、かなりの賑わいで滝の前も混雑し写真ものんびりと写せない。撮影ポイントも1ヶ所で団体の記念写真の写場が一番美しい姿を見せてくれる。やはり、こういう場所は平日に来たい。
 駐車場に戻ったのは5時半を過ぎてしまった。こんな所で間違えなければもっと奥の大滝も写すことができたので残念だ。仙娥滝は冬でも入れそうだが、大滝はどうだろうか。機会があれば冬にも来てみたい。
nov 20 2004
八草の滝  和歌山県日置川町(日本の滝百選)
 昨夜9時半頃出発、途中橋杭岩の駐車場で仮眠し国道42号線から県道37号線にはいり八草の滝に午前9時半頃着。12時間かかった。紀伊半島の海岸線を走ったのだが大阪方面から南下した方が早いかもしれない。
 到着時は滝の一部が日陰になっていた。数枚写して祝の滝に行き戻ったのが正午頃。今度はうまく日が当っている。この滝は水量が少ないらしいが、幸い今日は多い方かも知れない。乾季は避けた方がよさそうな滝だ。
祝の滝  和歌山県日置川町
 八草の滝は暫くすれば日が当りそうなので、途中の観光案内の看板で見つけた滝に行くことにした。八草の滝から少し戻り三ヶ川のバス停を右折する。この道は熊野古道の大辺路街道で2〜3キロ位は車で行ける。滝は車止めのある所から1キロ、それほど急な道ではなく15分位で到着できる。車止めのある所にはトイレもあるが車は林道の広めの場所に置くしかない。
 祝は「しゅく」と読むのだが、田野井村(現在の日置駅辺りの集落のようだ)の富豪の娘「祝」が嫁ぐ時に、沢山の嫁入り道具に加えお化粧料としてこの滝を持参したと案内板に書かれている。
 右下に滝が望めるのだが滝の下部は木が邪魔になり見えない。少しでも見やすい場所を探して撮影したが、アングルはワンパターンで終わった。
 帰路未舗装の所で左前輪のパンク。石にぶつかったのか、いっぺんに空気が抜けた。ガソリンスタンドで見てもらったら、横腹が切れていて修理は不能なので新品に交換した。2000キロしか走っていなかったので大ショック!
直瀑 落差10m

CANON EOS Kiss Digital/Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
琴の滝  和歌山県すさみ町
 国道42号線の周参見駅から広瀬渓谷に向かい10数分で琴の滝荘に着く。ここから滝まで1キロ、歩くと結構きついが多分車の走行もOKのようだ。自分はてっきり歩くものと思い進んだが車が走行している形跡もある。実際車が走っているのは遭遇せず、観光客は皆歩いていたが。
 この滝は周参見川支流の広瀬渓谷にあり、近くの雫の滝とともにすさみ八景に選ばれている。また二つの滝にまつわる民話も伝えられている。
 訪れた時は滝の上部にスポットライトのように日が当たり中段から下は木々の木漏れ日、変な影になり思うような写真は撮影できなかった。この滝は薄曇りくらいの天候がベストのシャッターチャンスかも知れない。

直瀑 落差20m 幅4m


CANON EOS Kiss Digital
Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
雫の滝  和歌山県すさみ町
 周参見川本流にあり、琴の滝から5キロくらい離れているが、案内板もあり迷うこともないだろう。滝へは道路から川原に降りるのだが、急ではあるが整備されている。しかし、駐車スペースはないので少し離れた道幅の広めの場所に置くしかない。
 名前は雫の滝だが名前とは違い豪快に流れ落ち、滝壷周辺には大文字草も群生していた。

段瀑 2段 落差30m


CANON EOS Kiss Digital
Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
nov 21 2004
桑ノ木滝  和歌山県新宮市(日本の滝百選)
 昨日は勝浦のガソリンスタンドでタイヤを交換し、新宮まで行きビジネスホテル泊。滝はあまり早く行っても条件的に撮影には不向きの場合が多いのでゆっくりし8時ころ発。
 国道42号線から熊野川沿いに国道168号線を6キロほど遡り県道230号線に左折する。暫く行けば案内板もあり迷うことはない。駐車場はないのだが滝への遊歩道入口付近は広いので路駐。滝へは杉木立の中の林道を徒歩10数分、鬱蒼とした雰囲気ではあるが険しい道ではない。
 滝壺近くが撮影スポットであるが撮影ポジションは少なく、複数で行けば交代して写さなければならないくらいだ。三脚も思うようにセットできず、さらに不安定な状態で自分の体も保持しなければならない。寄りかかる岩はたっぷりと水を含んだコケに覆われていたりで、とにかく大変な撮影を余儀なくされる。しかし、そんな苦労も素晴らしい滝で時間が経つのを忘れるくらいだ。
飛雪の滝  三重県紀宝町
 桑ノ木滝から国道42号線まで同じ道を戻り今度は対岸の県道740号線を遡り飛雪キャンプ場を目指す。滝の前には公園があり、駐車場やトイレもある。
 滝は南向きだろう、前面は開けた土地で一日中日が当りそうだ。今日も良い天気で見事な虹が出ていた。
 この滝のから布引の滝に行くのは県道をさらに進めば良いのだが、土砂崩れでここから交通止めになっていた。仕方が無いのでまた戻って大きく迂回して紀和町に向かうことにした。一番ひどかったのは台風21号だったのだろうが、紀伊半島は至る所でダメージを受けていた。

落差20m


CANON EOS Kiss Digital
Tokina AF19-35mm F3.5-4.
5
荒滝  三重県熊野市(紀和町)
 この滝は布引の滝の露払いのようで、布引の滝の手前にある。白糸の滝に対する音止の滝のような位置づけなんて思うのは自分だけか?しかし、美しい滝で紅葉ともマッチし布引の滝より多くシャッターを切ったほどだ。

落差30m

CANON EOS Kiss Digital
Tokina AF19-35mm F3.5-4.
5
布引の滝  三重県熊野市(紀和町)(日本の滝百選)
 飛雪の滝から紀和町に来たので丸山の千枚田に寄った。いつもの道路沿いでの撮影だがこの時期に来たのは初めて。刈り取り後の稲株から新芽が出ていて水が張られていれば初夏と間違えかねないような感じだ。有名な棚田なので観光客も結構散策していた。
 滝は町の中心部に12キロの看板がある。道沿いには時々滝への案内があるが自分的には12キロ以上あるような感じもした。かなり滝に近づくと右大滝1キロの看板がある。これは情報がないのでパスし更に進むと今度は隠滝、ここより195mの看板がある。しかし、獣道のような感じなのでここもパス。暫く行くと松山滝があったが先客のカメラマングループがいたので後での撮影にする。さらに先が荒滝、ここを写してやっと布引の滝に。
 上部奥が日陰になってしまっている。もう少し早い時間なら多分日が当っていたとおもうが・・・。とにかくこの滝は南向きのようで正午前後が一般的にはシャッターチャンスだろう。
松山滝  三重県熊野市(紀和町)
 布引の滝に向かう途中最初に見える滝である。
 滝壺の正面は良い撮影ポジションが無く、橋からやや斜めのアングルで撮影。先客のカメラマン達も交代で撮影していた。滝としては極普通の滝だ。


落差10m

CANON EOS Kiss Digital
Tokina AF19-35mm F3.5-4.
5
不動七重滝  奈良県下北山村(日本の滝百選)
 熊野方面から国道169号線の前鬼端手前で左折し林道に入り6キロほどで滝への遊歩道入口がある。ここから1時間くらいで滝の近くに行けるらしいが、かなり険しい遊歩道らしい。しかし、訪れた時は土砂崩れのため立入禁止になっていた。今年は台風が多く上陸し紀伊半島も至る所で被害を受けている。この遊歩道入口からさらに車で700mほど進めば滝の展望所に着き、私のような一般人はここから眺めれば十分。素晴らしい景観が迎えてくれる。
 この滝は台風の影響で滝壺が土砂で埋まったらしいが、始めてみる者には全くわからない。この土砂は人工では取り除けないので自然に流れ出るのを待つしかないらしいが、気の遠くなるような地球の歴史から見ればほんのささいな出来事なんだろう。滝壺が土砂で埋まるより、滝の手前の小山が崩れればもっと展望が良くなるのになんて考えるのは私だけか?
 ただ、期待外れは紅葉、もう少し彩があればと・・・。
nov 22 2004
笹の滝  奈良県十津川村(日本の滝百選)
 前夜は十津川の道の駅で車中泊。
 国道168号線の滝川口に大きな看板がありここから12キロ。
舗装された林道で1キロ毎に案内板もある。滝の入口には駐車場やトイレも完備している。
 滝へは駐車場から十数分、簡単に行けるが勿論未舗装の遊歩道なので足元はスニーカー類の方が良い。
 この滝の撮影も困難である。滝壺の手前に大きな岩があり水際が見えない。岩はでかすぎるわ濡れているわで登ることも出来ない。この岩の後ろから滝壺を覗け、なんとか三脚も立てることが出来るので撮影に取り掛かったが物凄い水しぶきを浴びてしまう。スローシャッターを切っているうちにフィルターはしっかり水を浴びる。
 まだ日も当らないので引き返し、自炊の朝食をとり少し奥の不動滝の撮影に行く。その後再度滝壺に行ったが条件はあまり変わらない。この滝も日照時間は少なさそうだ。
 対岸に渡れば全体が写せそうだが、あまり深くは無いが流れは物凄い。岩伝いは濡れていて滑りそう。同行者がありザイルを用意しと本格的な準備をしないと無理、あまりに危険なので諦めた。でも、水量の少ない時期なら大丈夫なのだろうか。美しい滝なので全体像を写したい気もある。
不動滝  奈良県十津川村
 笹の滝から1キロくらいだろうか。車で行け看板があり道路から見ることが出来るが、川を挟んだ対岸にあり手前の雑木の隙間から眺めることになる。ただ、この看板の場所の少し手前にはもう少し見やすく絵にしやすい場所がある。初めの場所ではこのサイトに載せるのも諦めたが、掲載の写真はここからの撮影。上部は見えないが周りの紅葉とマッチしまあまあの絵になった。
 滝の看板のある場所はUターンすることも出来るがこのポイントは道幅が狭い。絵柄のバリエーションはそれほどなく、車もほとんど通らないので手早く撮影すれば良い。


落差15m

CANON EOS Kiss Digital
EF70-200o F
4L
宮の滝  奈良県五条市(大塔村)
 昨日からカーナビの調子が悪いので笹の滝を写し帰路に着いた。途中大塔村の道の駅に立ち寄り観光パンフレットを見ていたら二つの滝が紹介されていた。宮の滝と篠原の滝。尋ねれば篠原の滝は時間がかかるようだが宮の滝は道路沿いとのこと。また戻ることになるが行くことにした。村役場の前の道路を進むとやがてヘリーポートがあり更に先にあった。
 滝としては平凡な滝だが、橋の上からガードレールを気にしながら脚立も用いハイアングルで撮影した。
 この滝から引き返せば国道に戻れるわけだが、先に進んでも国道に出ることが出来る。せっかくなので先に進んだが途中の惣谷という所の紅葉は今回走行した中で一番見事だった。
 これで今回3日間の撮影は終了。全部で13ヶ所回ったことになる。途中でタイヤがパンクしたり、交通止めで迂回したり、棚田にも寄ったりしたが随分効率の悪い撮影だった。しかし、棚田百選を回った時は百選制覇が主目的だったが、滝はあえて百選制覇は目的としていなく、また、いたずらに数を追いかけているわけでもない。出来ればベストの状態で写したいと光線待ちで随分時間を費やしたこともある。当分はこんなスタイルで滝に係わってゆこうと思ってもいる。

落差40m

CANON EOS Kiss Digital/Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
ページトッツプ
nov 27 2004
阿寺の七滝  愛知県新城市(鳳来町)(日本の滝百選)
 随分久し振り、もう何年過ぎたか思い出すこともできないくらいだ。駐車場も増え、トイレも綺麗になり、遊歩道も歩きやすくなっているような気がする。滝壺付近には建物があり、上に上がり滝を展望できるが、下と比べてもあまり大きな変化はない。ここからは滝の上部は良く見えるが、逆に最下段の広がりに欠けるアングルになる。(掲載の写真は滝壺の前から)
 水量は思ったほどではなく寂しい感じだ。水量が少ないからなのか、岩にこびり付いたような枯葉が目障りでもあるが日陰に救われたような気がしないでもない。日に当るのは午前中なのだろうか。
猿滝  愛知県新城市(鳳来町)
 阿寺の七滝への途中、東海自然歩道で大野方向に向かう途中にあり、分岐点から数分で看板もある。分岐点にはこの一帯の案内板があり、他に3〜4ヶ所の滝が記載されてはいるが、道案内も無いし、それらしき滝も見当たらない。滝を見逃しているかも知れないが滝の名前の看板はこの猿滝しかない。
 やはり水量は少なく、丸みを帯びた大きな岩を三条に分かれて滴り落ちる。そんな雰囲気の滝だ。その岩の色は濃い青味を帯び不思議な感じさえ受ける。
 今日は、この近辺は紅葉の最盛期、好天で阿寺の七滝の観光客も多いが、猿滝を見物する人には会わなかった。ほとんどの人は見ないだろうし、その存在すら知らない人がほとんどだろう。

落差12m

CANON EOS Kiss Digital
Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
乙女滝  愛知県新城市(鳳来町)
 この滝は阿寺の七滝への途中の河鹿淵にある。しかし、乙女滝との看板は無く、一帯の案内板からこの滝が乙女滝だろうとの推測である。もし間違っていたらご指摘ください。
 対岸に渡らないと滝を斜め後ろから眺める形なので、浅瀬を見つけ対岸に渡り、さらに斜面を上に昇りと一応大変だった。手前の雑木は邪魔だけど切り取るわけにもゆかず満足な写真を撮るのは難しい場所だ。

落差7m


CANON EOS Kiss Digital
Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
不動滝  愛知県新城市(鳳来町)
 時間があったので愛知県民の森に寄ってみた。ここも久し振りだ。ここには4つの滝があり、不動滝は数分歩けば見ることが出来るが、後の3つの滝は1時間も歩かないと見ることはできない。
 滝壺の前方は大きな中洲がある。この中洲には裸足になって渡ったが冷たいし足の裏は痛いし、少しでも正面よりのアングルを取りたいためだが水量が多い時期は慎重な行動を・・・、もっと右に廻り込みたいのだが今日はこれが限界だった。


落差8m 幅5m

CANON EOS Kiss Digital/Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
nov 28 2004
牛の滝  愛知県豊川市(一宮町)
 この滝は県道21号線の一宮町の一番端、新城市との境に近い所にある。県道沿いに小さな看板があるが初めての人は見落とし易いかもしれない。本当は初めての人に一番必要なのだが。駐車場、トイレや遊歩道も整備され簡単に見物は出来る。
 この滝は上空だけポッカリと開いているが周囲は木々が繁り、太陽の光が強いとムラになり易いので明るい曇天がシャッターチャンス。(とこの滝もそうではあるが)
 遊歩道からは滝の左側の撮影になる。この写真は別の日の撮影だが、滝壺に降り水量に注意し出来る限り右に回り正面に近いアングルで写した。
 この写真の滝は雄滝と呼ばれ、下流には雌滝という小さな滝があるらしい。雄滝の滝壺から少し下に滝らしい流れもあるが、これが雌滝かどうかは看板も見当たらないのでわからない。

落差10m
 幅4m

CANON EOS Kiss Digital/EF28-105o F3.5-4.5
押川大滝  愛知県豊田市(稲武町)
 丁度正午頃到着したのだが右側の木々に遮られ滝に日が当らない。ここは夕方に順光になりそうだ。駐車場、トイレ、遊歩道完備で、遊歩道からは滝の上部に出る。
 撮影は橋から、ここから正面に滝を見ることが出来るが、あまりにも滝の上部だけに日が当っているので、桜や棚田の撮影と違い今日は太陽が雲に隠れるのを待つ。日が差すのを待つのも辛い時が多いが逆も辛い。滝の撮影のシャッターチャンスはやはり薄曇か。

落差8m 幅3m

CANON EOS Kiss Digital/Tokina AF19-35mm F3.5-4.5
蔦の淵  愛知県東栄町








 奥三河のナイアガラと呼ばれている滝だが、初めての撮影だった。とうえい温泉の裏に遊歩道が整備され、東屋もあり、夜間はライトアップもしているようだ。
 東屋からは滝の右側から撮影することになる。右の写真は東屋からの撮影で、水しぶきが斜光線を浴びる姿は見飽きることはないほどだった。
 左の写真は対岸からの写真で、こちらも駐車場や遊歩道がある。遊歩道の途中に滝を見渡すことが出来るポイントがある。遊歩道をさらに下れば川原に出ることが出来るのだが、あいにく川原ではなく川になっていた。川原では正面から撮影できそうだが危険なので諦めたのだが、とうえい温泉の売店にはここからの撮影と思われる写真が飾ってあった。なお、午前中の早い時間は順光になると思われる。

落差3m 幅20m


(左)CANON EOS Kiss Digital/EF70-200o F4L
(右)CANON EOS Kiss Digital/Tokina AF19-35mm F3.5-4.5