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花巡礼 名桜古木撮影記(2018年)

撮影日 撮 影 市 町 村
mar 23 2018 愛知県豊川市、豊橋市
mar 24 2018 愛知県豊川市
mar 25 2018 静岡県浜松市
mar 26 2018 静岡県浜松市、愛知県豊川市
mar 27 2018 静岡県富士宮市、富士市、静岡市
mar 28 2018 愛知県豊田市
mar 29 2018 茨城県土浦市、つくば市、下妻市、常総市、守谷市
mar 30 2018 茨城県茨城町、水戸市、城里町、常陸大宮市、笠間市
mar 31 2018 茨城県桜川市、築西市、 栃木県宇都宮市、鹿沼市
apr 01 2018 山梨県大月市、上野原市、都留市、笛吹市、甲州市、山梨市、甲府市
apr 03 2018 山梨県韮崎市、北杜市、南アルプス市、富士川町
apr 04 2018 愛知県豊田市
apr 08 2018 茨城県常陸太田市、大子町、日立市
apr 09 2018 福島県いわき市
apr 10 2018 福島県石川町、玉川村、須賀川市
apr 13 2018 長野県大桑村
apr 19 2018 福島県古殿町、平田村、いわき市、茨城県常陸太田市、高萩市
apr 20 2018 茨城県高萩市、 栃木県日光市

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2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年
以前
 古木には殆どが名前がついていて土地の人々との深いかかわりがある。そんな由来の説明や桜への自分の思いに加え撮影ガイドを記載してあります。
 桜の名前をクリックすると写真にジャンプします。
mar 23 2018
三明寺の桜     満開   晴
 今年の冬はとても寒く、去年と同じで桜も遅いと思っていた。しかし、三月に入ると急速に暖かくなり各地で開化が宣言された。
ただ、彼岸の頃は低気圧の影響で寒波が襲来。東京でも小雪がちらつき、箱根などはかなりの積雪。開花も足踏み状態だったが、今日は久々の好天気で最早ウズウズ状態。で、早速飛び出した。

 最初は豊川市の長福寺のヤマザクラに行ったが、ここはヤマザクラなのでまだ三分咲き程度。
 次は確実にと三明寺に。それほどの古木は無いが枝垂れ桜と江戸彼岸が数本あり、染井吉野に先んじて咲くので地元では人気のスポット。
 花見客も混雑と言うほどではないが途切れない。
野依八幡社のシダレザクラ     満開   晴
 ここは自分の標準木。この近辺では一番早く咲く古木なので度々訪れている。1週間くらい前の地元の新聞で見頃なんてでていたのでもう遅いかなと思っていたが、ここ数日の寒さでまだまだ見頃を保っていた。

 平日なのに花見客も途切れず、写り込まないようにシャッターを切るのにはい妻ながら苦労する。
mar 24 2018
宝円寺の枝垂桜     満開近し   晴
 宝円寺の枝垂桜は家から比較的近いので度々撮影している桜だ。

 この近辺では早く咲く桜だが、今年はやはり例年より早く、もう満開直前で明日には咲き揃いそうだ。
足山田の無名桜     満開   晴
、宝円寺から県道を少し国府側に行った先の民家に見事な桜がある。ただ、以前噂に聞いた限りではここは非公開らしい。

 民家の庭の中にあるのだが、背の高い生垣に囲まれて中は見ることが出来ないので、垣根の上に顔を出している部分のみ。
mar 25 2018
岩水寺の桜     満開   晴
 岩水寺は広い境内の寺で、目指す桜は奥まった四天王堂の前にある。

 桜の名前の案内板もない代わりに、根元の保護もされてなく、空いたスペースは駐車場になっている。(今は元気なようだがこの先は心配ではある)
 根元からは双幹だったが、1本は折れたのか枯れたのか分らないが地上から1m位が残っているだけ。
姫街道桜     満開   晴
 逸勢桜(満開であった)から本坂トンネルに向かうと、トンネル入り口の右側のみかん畑の中に雄大な桜がある。以前から気が付いてはいたが、最近になり名前も付いている古木と言うことを知った。

 本坂峠の旧道沿いにあるが、この桜は県道から見た方がはるかに美しい。
mar 26 2018
大福寺の半蔵桜     満開   晴
少の手入れはされているが、根元から真上を見上げる形になる。江戸彼岸と思われるが、もう葉がかなり出ていた。(来る
 岩水寺は昨日車が停まっていたのでもう一度行こうと思ったがとり止めて、大福寺の
半歳桜に行った。
 桜は数本あるがどの桜もまだ若く、古木の雰囲気は無い。
長福寺のヤマザクラ     満開   晴
 23日に行った時は三分咲き程度だったが、今日は満開。
 家から近いのだが思うように出かけられず、やっと満開に巡り会えたが、あまり広くない境内に車が停まっていてアングルが制限される。
mar 27 2018
先照寺のしだれ桜     満開   晴
 富士山と桜のコラボは難しく、何回来ても思うような写真にならない。

 ここからも、午前中は富士山は半逆光になるし、午後になると春霞になってしまうが、今日はそんな中でもマアマアの出来映えかも。
妙松寺の夫婦桜     満開   晴
 富士と桜のコラボで人気の場所で、ここは今回で二度目。始めて来た時は生憎の曇り空だったが今日は晴。

 夫婦桜で日本の古木があるのだが、富士山を写しこむアングルでは二本が良く分らなくなってしまう。
本妙寺の枝垂れ桜     満開   晴
 ここは桜の前が寺の駐車場になっている。幸いにも車は停まっていなかったが運次第なんだろうか、桜の時期は停めないのだろうか。

 富士山は本堂の後方なので桜とのコラボは不可能。

 この後浅間神社に行き、その後どうするか迷ったが思い切って静岡市の栃沢に行くことにした。
栃沢のしだれ桜     六分咲き   晴
 栃沢は初めて。かなりの山間部なので満開には流石に少し早過ぎたが、これは想定内。

 特徴のある樹形で、崖の上にある桜の枝が、根元よりも下にまで伸びている。今度は満開の時期の訪れたい桜だ。
mar 28 2018
行福寺のしだれ桜     満開   晴
 午前中は所用の為に午後からの花巡礼なので近場で。

 ここは大分前に来たことがあるが曇り空だった。と言うことで好天、満開は初めて。2本の古木が競い合って花を咲かせている。


 「
神明社のエドヒガン」(写真右)はもう枯死していた。確か豊田市の名木リストには残っていた気がするけど。(市の公式サイトではなかったかも知れないが)
妙昌寺参道のエドヒガン     満開   晴
 ここは初めての場所。王滝渓谷の奥にある寺への参道沿いにあるが、他の樹木もあり撮影には不向きな桜。

 それ程の古木でもないので目立たない桜である。
大切のしだれ桜     満開   晴
 訪れた時間帯が悪く日はもう影ってしまっていたが、民家の庭先にあり生活観が充満している。

 桜は見事なので残念であるが、仕方ないことでもある。
平井大塚古墳のエドヒガン     満開   晴
 この桜も最近になって知った桜で、勿論初めて。

 意外と言ってはおかしいかもしれないが風情のある桜で、何か得した気分にもなる。
mar 29 2018
真鍋のサクラ     満開   晴
 ここは2回目だけど、以前は満開にはなっていなかった。今日は開花情報では満開だし、天気も良いのでいの一番の撮影。

 校庭には同業者もチラホラいたが、お互いにアウンの呼吸で邪魔にならないように撮影。このような状態も稀にはあるが長くは続かなかった。
 やがて、三脚にストロボをセットしてジックリと写し始めた輩が。自分はかなりシャッターを切った後なので撤収した。
慶龍寺(泉子育観音)の枝垂れ桜     満開   晴
 樹齢130年とそれ程の古木では無いけれども、情緒ある寺の庭で咲く桜は、何とも言えない雰囲気がある。


 広い境内で目指す桜が分からなかったけど
「一ノ矢八坂神社のヤマザクラ」(写真右)は未開花。
面野井の枝垂桜     満開   晴
 生垣に囲まれた畑の中にある。

 茨城県では一番の枝垂桜と言われているだけに、堂々とした樹形だ。
隋翁院の枝垂れ桜     満開   晴
 幹の痛みは進んでいるようで空洞になっている所もあるが、花付きは良く綺麗に咲いている。
安食の地蔵桜     満開   晴
 地蔵堂の脇にあり美しい樹形だが、空中は電線が走っていてアングルの制約は多大。このような状態の所は、障害物を無視するか大変迷う。
 しかし、今はデデジの時代で、コストを考えずに色々なアングルで撮っておけることはありがたい。
一乗院のしだれ桜     満開   晴
 地蔵桜の奥2〜300mの寺の墓地にある古木。

 この寺の楼門とのコラボも趣のある絵図らになるが、墓がまともに写り込み家名もはっきり読み取れるので掲載は避けた。
 この寺の境内には、樹齢100年くらいであろうか、樹形の良い枝垂桜もある。
観音寺のしだれ桜     満開   晴
 本堂の前にあり、見頃期にはライトアップもあり花見客で賑わうそうである。

 背の高い枝垂桜だが少し残念なのは、上部は枝枯れして花が少ない。下部のように花が付けば素晴らしいだろうに・・・。
多宝院のシダレザクラ     満開   晴
 この桜も本堂前にある。

 境内のはずれにも大きな枝垂桜があるが、この桜は本堂前の桜の子孫とのこと。生育が良くて親より背が高い。
安養寺の称名桜     満開   晴
 称名桜と呼ばれ樹齢300年。(若く見えるが)

 花付き、樹形は共にマアマア。根元周りを囲ってはあるが、余計なお世話かもしれないがもう少し大きな円にしたほうが良さそうだ。
西林寺の枝垂桜     満開   晴
 この桜も下妻市の観音寺のしだれ桜と同じで上部が寂しい。ただ、見方によれば古山水風で優雅と言えないことも無いが。
宝蔵寺の枝垂れ桜     満開   晴
 本堂前にあるが、入り口には皮下気的新しいと思われるが六地蔵の石仏があるし、桜の根元には1対の石灯篭。

 比較的若い樹だが、全体的な情景は満足する。
洞下八幡神社の枝垂れ桜     満開   晴
 神社入り口の鳥居の前にある。

 主幹は4〜5m辺りで無くなっているが、残った幹からの枝は多く花も沢山咲かせていて、逆光の中に浮かぶ花は大変美しい。。
高道祖の枝垂桜     満開   晴
 桜そのものは見事な桜だが、いかんせん道路沿いにあり、桜の中を電線が走っている。もう、これは仕方ないので邪魔者は無視して写すしかない。
mar 30 2018
常盤神社のシダレザクラ     満開   晴
 今日はまず大戸の白山桜に行った。想定内では会ったが未開花。気を取り直して水戸の偕楽園に。
 ここは5年ぶりだ。当時はどんよりとした天気だったが、今日は満開で晴。
左近の桜     満開   晴
 偕楽園の中の左近の桜も青空の下で咲き誇っている。樹齢も若いので勢いがあり見事。何百年という古木を追いかけているものの、花が見事なのは50〜100年くらいの樹ではないかと思う。
美川小学校の枝垂桜     満開   晴
 この桜は小学校の校庭の片隅にある。フェンス沿いにあり周囲には鉄棒等々の邪魔者に閉口する。
河和田の糸桜     満開   晴
 この桜も樹齢は100年。大木ではあるが支柱はなく、樹勢は旺盛で綺麗な花を咲かせている。
安国寺の枝垂桜     満開   晴
 ここも5年ぶり。5年前は本降りの雨の中、車の中から望遠レンズで撮影してお茶を濁したが、ずっと気にはなっていた。

 美しい樹形の桜なので再訪したいと思っていたが念願が叶った。
有賀神社のしだれ桜     満開   晴
 この桜は非公開のようで「私邸につき立ち入りお断りします」との張り紙がある。仕方ないので道路からの撮影だが、まあ、全貌は写せるので良しと・・・。
小松寺の枝垂桜     満開   晴
 小松寺という大きなお寺の桜である。境内には巣ほんの桜があるが中央に見事な枝垂れ桜がある。
 国道沿いの参道入り口にも2本の桜があるが、こちらは交通標識や電線電柱で上手く写し取れない。
龍谷院の枝垂れ桜     満開   晴
 この寺は静かな寺で花見客は一人もいなかった。

 山門脇にある古木であるが、根元も整備はされてないようで草で覆われていた。
西方寺の枝垂桜     満開   晴
 一段高まった本堂の前にある枝垂桜。花付きも良く、桜の周り、何処から見ても美しい。

今日は好天気の上、桜は満開。気分は上々(笑)なのだが、想定外もあり万福寺の枝垂れ桜(常陸大宮市)は2分咲き程度。同じ常陸大宮市なのに。これだから古木巡りは苦労する。

 「
万福寺の枝垂れ桜」(写真右)は見頃にはもう一息。
金剛寺のしだれ桜     満開   晴
 今日は2013年に来たときと同じようなルートを辿っている。その時は生憎の天気で、雨も降ったり止んだりとイライラの一日だった。更に、花期も満開は過ぎて散り始めが多かったし。

 この寺は茨城県北部にある8寺が「花の寺」と呼ばれているうちの1寺。境内は四季折々花が咲き誇るようだが、300年の枝垂れ桜はことの他見事と思う。
正福寺の父のさくら・母のさくら     満開   晴
 寺にある2本の山桜を父母と見立て、参道にある桜を「母のさくら」、高台にある桜を「父のさくら」と呼んでいる。

 花の時期は微妙に違うようで、「父のさくら」は満開なれども「母のさくら」は未開花だった。
八坂神社のしだれ桜     満開   晴
 狭い急坂を上った先にアル神社で、境内に風情のある枝垂れ桜がひっそりと咲いている。
下市毛八坂神社のしだれ桜     満開   晴
 神社の鳥居の脇にあり枝垂れ桜の古木で、笠間市の天然記念物に指定されている。

 神社の御神木でもあった桜は樹齢250年。枯れ枝もあるが見事な花を咲かせている。桜の周りには罵倒観音などの小さな祠もある。
三嶋神社のしだれ桜     散り始め   晴
 ひっそりとした神社の境内に1本の枝垂れ桜。花見客も訪れなく、くるのは桜マニアだけだろうか???
 参道入り口の鳥居脇には山桜もあるが、こちらはまだ蕾状態。
光明寺のしだれ桜     満開   晴
 光明寺も2回目の訪問。

 山門脇と本堂手前にある枝垂れ桜は見事。
 すぐ隣の唯信寺にも古木があるが、寺の工事で桜の後ろにグリーンのシート。これは手に負えなかった。
完全寺のしだれ桜     満開   晴
 この寺は檀家以外は立ち入り禁止。(以前トラブルがあったらしい) 仕方ないので道路から望遠レンズで。これが精一杯だったが、これさえもクレームがくるかも。
mar 31 2018
青柳の糸桜     満開   晴
熊野神社のヒガンザクラ     五分咲き   晴
 熊野神社の2本の古木は、1本は蒼々たるエドヒガンの古木だが、もう1本はまだまだの若木の枝垂れ桜。

 ヒガンザクラは見たところ5分咲きのように見えるが、これが精一杯かもしれない。
観音院の枝垂れ桜     満開   晴
 観音院の境内には紅白の枝垂れ桜が並んでいる。

 静かな佇まいの一帯にある寺で、紅白の枝垂れ桜が咲き競う様は一服の清涼剤でもある。
尊像寺の枝垂れ桜     満開   晴
 広々とした境内にあり、四方八方に雄大に枝を張っている。

 樹齢は不明ではあるが、素人見で100年前後か。枝垂れ桜ではアルが逞しさを感じる桜だ。
延命寺の枝垂れ桜     散り始め   晴
 樹齢は300年。そんなにいってないような気もするけど・・・。
 
 横に張り出した1本の太枝ほ、ひときわ豪華に花を付けている。
積善院の枝垂れ桜     散り始め   晴
 樹齢は不明。それほど古木では無いが、故に花は美しい。

 後で知ったが、ここは花見客は立ち入り禁止だとか。そんな張り紙も目に付かなかったので、今では公開ということかも。
白畑の枝垂桜     満開   晴
 この桜は探すのに苦労した。結果的には広々とした畑が連なる狭い農道から望遠レンズで切り取った。

 こんな写し方は横着のようでもあるが、遠方から眺める桜は美しいものである。
成願寺のしだれ桜     満開   晴
 本堂前で咲き誇る見事な枝垂れ桜。

 この寺には樹齢800年の大銀杏があり、こちらは市の天然記念物に指定されている。
名主のしだれ桜     六分咲き   晴
 ここも何度目だろうか、依然として満開には遭遇出来ていない。

 庄屋屋敷だろうか、庭先で雄大に咲く桜は、満開となればさぞかし見事だろう。
apr 01 2018
小和田のサクラ     満開   晴
 到着したときは時間が早すぎて桜には日が当たってなかった。しかし、少し待てば当たりそうなので休憩を兼ねて待機。30分ほどでめでたく太陽の光を浴びた。

 近年に保護を始めたようで、桜の周りの竹や木が伐採されていた。
明神社のエドヒガン     満開   晴
 建物の間にある。きっと、桜を避けて建物を建造したのだろう。

 今日は祭りの準備みたいで、何人かの人が忙しそうに立ち回っていた。
諏訪のエドヒガン     満開   晴
 本堂裏側にある大きなエドヒガンだけど、訪れる人もなくひっそりと・・・と言う桜だろう。
阿夫利神社の彼岸桜     満開   晴
 この桜も探すのに苦労したが、農作業中の人に尋ねてやっと見つけた。

 桜の正面は農地で立ち入りが出来そうもないのでやむを得ず横から。このアングルなら道路から撮影できる。(現場には誰もいないので無理をすれば写せないこともないが、やはろマナーを守り)
桂林寺の彼岸桜     満開   晴
 石段の参道を上りきった左側にある。

 主幹は地上2〜3mのところで失われており、数本の脇枝から花を咲かせている。枝は細いが花は結構付いているのでこれからは楽しみだ。
西願寺のしだれ桜     満開   晴
 樹齢は不明。

 まだまだの若木だが美しい枝垂れ桜。若木ゆえの花の咲かせ方で、一番美しい時かも知れない。
周林禅寺のイトザクラ     満開   晴
 樹齢120年の枝垂れ桜で、大きな枝が山門を覆うほど。

 近くには慈雲寺があり、この寺の桜は多くの花見客で賑わうがこちらは比較的静か。
八坂神社のエドヒガン     満開   晴
 道路沿いにあり撮り辛い桜。電線や支柱を避けるとアングルの選択は少なくなる。

 スケールの雄大さは乏しいものの、花付きは良好で元気に咲いている。
景得院のサクラ     満開   晴
 樹齢100年の染井吉野の古木。

 主幹は2m位のところで欠損しており、僅かな小枝しかない。もう可愛そうにも思えてくる。
西念寺のしだれ桜     満開   晴
 境内の真ん中にそびえ立つ雄大な枝垂れ桜。

 四方八方から見ることが出来、見る場所により様々な表情を表す。
王子権現の大サクラ     満開   晴
 五社神社の参道で王子権現と呼ばれている地にある桜。

 撮影した時間帯では、少し日が傾いてしまったので、桜に十分な光線が回らない。ここは午前中の方が良さそうだ。
apr 03 2018
諏訪神社のエドヒガン     満開   晴
 朝一で「わに塚の桜」と「神代桜」に行ったが天候が今イチ。花は満開なのだが、過去の写真を超えることはできず。

 続いて南アルプス市の「
能蔵のエドヒガンザクラ」、「三宮神社の桜に行ったが、こちらは既に終わっていた。

 しかし、めげずに行った諏訪神社は嬉しいことに満開。おまけに空も青空になってきた。始めは道路沿いにある桜が目指す桜と思っていたが、肝心な桜は神社裏の池のほとりにあった。
 神社の杜の緑を背に綺麗な花を咲かせている。

上市之瀬のイトザクラ     満開   晴
 この辺りは標高が高そうでこちらも満開。

 八幡社の社の前にあるのだが、道路沿いのためにカーブミラーや電線で思うようなアングルで取れないのが残念だ。
柳川寺のシダレザクラ     満開   晴
 ここは2006年に来ているが、その時は全くの蕾。久遠寺の帰りだったので蕾は想定内でロケハンだった。

 今日は満開で念願は叶ったが光線状態は・・・。午前中の早い時間の方がいいのかな?
apr 04 2018
カスミサクラ     満開   晴
 道慈小学校のシダレザクラはもう落花盛んの状態で、樹も全体が茶色掛かっていた。

 ここはかなり前から気になってはいたのだが機会がなかった。今日は桜のある緑の公園に電話したら見ごろとのことなのででかけることにした。

 桜は駐車場の近くの小高い丘にあり見つけるのは簡単。花は満開だけどそれほど豪華でもないのはカスミザクラと言う事なのか。
矢作ダム下のシダレ桜     満開   曇り
 この桜は今まで知らなかった。場所は愛知県の外れにあるが、ダム関連の道路なのか舗装道路であり、電線や電柱が邪魔になる。天気も悪くなり青空は失せたのでアングルに苦労した。

 昭和45年にダム建設で水没する桜を2本移植したもので、競い合って咲いている。
大久保のシダレザクラ     満開   曇り
 見つけるのに苦労した。

 苦労の割には条件が悪く、竹や雑木が生い茂っている中にあり花付きも芳しくない。
タテフジのシダレザクラ     満開   曇り
 稲武の中心地にある瑞龍寺の枝垂れ桜を見に行ったが満開。その後に行ったが、ここも満開。

 農家の右手の小山の中で見事に咲いていた。曇り勝ちの天候からだろう、妖艶と呼びたくなる雰囲気。青空ばっかりが良い写真でもないことを認識させられた。

 この後設楽町の神田のエドヒガンに。ここも満開。
apr 08 2018
白鷺神社の山桜     落花盛ん   曇り
 今年2回目の茨城詣で。朝ドラの影響でもないがなぜか足が向くが、前回は山桜は殆んどが未開花だったので、今回は山桜が狙い。茨城は山桜が多いし。

 1本目は白鷺神社にしたが、落花盛ん状態で幸先悪し。うっそうとした境内にあり上に伸びていて撮影も難しい。
旗桜     満開   晴
 気を取り直してと行った旗桜は満開。時間も早いので独り占めの桜は四方から取り放題。

 どの角度から見ても雄大な樹形で、朝日を浴びた桜に満足できた。
小室家のやまざくら     満開   晴
 この桜はもう3〜4回目、中々満開に出会えなかったがやっとのことで・・・。

 杉林を背に見事な花を咲かせている。桜の前方は畑で正面から朝日が当たる。ここは午前中にきて正解だった。
小森明神古墳のヤマザクラ     満開   晴
 国道349号線沿いにあり、以前通りかかった時に見つけた桜。その時は未開花だったのが今日は満開。

 やはり国道沿いなので電線電柱は仕方ないが、大枝が1本枯れてしまっているのは残念だ。
泉福寺のしだれ桜     満開   晴
 ここも2〜3回目だろうか、シチュエーションが気に入りいつも気になっていた場所だった。

 しだれ桜なのに開花は少し遅いようでやっと満開に巡り会えた。桜の周りを一回りできるので、花見客の少ない時間帯を選びたい場所だ。

 この後、「七反のしだれ桜」、高萩市の「上君田小学校跡の山桜」は未開花、「
松岩寺の桜」(写真右)はちらほらの状態。
中郷の桜     落花盛ん   曇り
 大子町のしだれは最盛期を過ぎたようで、写し残っていたこの桜も落花盛ん。

 なお、いろんな資料ではエドヒガンになっている。
生瀬中学校校庭西のヤマザクラ     満開   晴
 中学校の校庭の端にある。

 花付きは良さそうに見えるが、太い枝が3本切断されている。枝枯れしたんだと思うが、これが健在だったころは見事だっただろう。
黒田口のヤマザクラ     満開   晴
 日立市指定民俗文化財の「黒田入口道標」の近くにある。

 満開だが花は寂しい。枝の折損や傷みが多いが、手入れが行き届いていないようだ。
二十三夜尊の桜     満開   晴
 県道60号線沿いにあり、お決まりの電線が横切っている。

 桜の根元は狭く、撮影場所も限られる。道路から見上げると全体像は良く分かるが、おびただしい数の電線が横切る。
十王ダムの石割桜     満開   晴
 ダム湖の対岸にあり近くには行けそうもないので、対岸の道路から撮影することになる。

 石割桜と呼ばれ、石から根付いているようだが、生憎陰になりよく見えないが、半逆光は桜が浮き出て美しい。
経塚の桜     落花盛ん   曇り
         
諏訪のヤマザクラ 
 
 伊師本郷稲荷神社の桜  大甕神社のヤマザクラ
 常磐線に沿った道路脇の塚に2本の桜がある。

 花の時期は過ぎてしまい葉が目立つ。


 伊師本郷稲荷神社の桜、諏訪のヤマザクラ、大甕神社のヤマザクラは3本とも葉桜だった。
山野辺家家臣墓地の山桜     満開   晴
 水戸藩の家老、山野辺家の家臣の共同墓地にある。

 ここは思った以上の桜で、満開の山桜は雄大な樹形で豪華だ。
apr 09 2018
石割桜     満開   晴
 那珂市の鹿嶋八幡神社の山桜」は僅かな花が残っているだけ、常陸大宮市の「野上諏訪神社の山桜」と「山方城跡の桜」の2本は残念ながら葉桜だった。今日は失敗したようで、茨城はもう遅過ぎ。貴重な晴れだが福島まで北上する。

 念願の石割桜は満開。道路沿いにあるのだが邪魔な電線は目立たないし、カーブの頂点にあるのでいろんなアングルで撮ることも出来る。
 花も多く付き見事な桜の1本だ。
鹿嶋八幡神社の山桜 野上諏訪神社の山桜 山方城跡の桜
安養寺のシダレザクラ 楞厳寺の桜 三島八幡神社の桜
観音寺のシダレザクラ     満開   晴
 いわき市も山間部から太平洋岸まで桜の開花もまちまちで「安養寺のシダレザクラ」、「楞厳寺の桜」、「三島八幡神社の桜」は既に散り果てていたが、観音寺は満開。

 今日は見ごろの桜はまだこれで2本目だが、ここは見事。2本の枝垂れ桜が咲き競う様は、見る者は十分な満足感を得る。

 新田の大山桜、三和の観音桜、下三坂の種まき桜はやっと色付いたばかり。これらは見ごたえのある桜なので残念だが仕方ない。

 今日はこれで撤収。作戦ミスもあり収穫は2本だけ。まあ、こんな日もある。
apr 10 2018
光国寺の桜     落花盛ん   晴
 県道139号を南に入った高台にあり、地上から2m位の所で二股に分かれた樹高の高いしだれ桜である。
宮久保の枝垂れ桜     満開   晴
 民家の裏山に枝垂れ桜とエドヒガンがあり、風格のある民家とよくマッチし、まさに日本の原風景。

 前方は開けて道路からもよく見える。
和泉式部薄墨の桜     満開   晴
 宮久保からの移動中に見つけた桜で予備知識には入ってなかった。想定外で1本桜の古木に出会えると嬉しいものだ。

 花も美しいが、残念なことは桜のすぐ隣に電柱が・・・。
和久伊右衛門神社の桜     満開   晴
 田園地帯の一角にある。

 小さな塚に堂々と咲いて雄大な姿は圧巻。周囲のロケーションも良い。
木戸ノ内の種蒔桜     満開   晴
 民家の裏山にあるが根元まで行くのは難しそう。

 近くにはコブシの大木があり、これもまた楽しめる。
高蔵内の桜     満開   晴
 周辺は整備されて、常緑樹の前に咲いている。隣はレンギョウだろうか、黄色の花とのコラボは絶妙。
王子山蓮花寺桜    満開   晴
 寺への参道にある桜。

 風情のある桜だが、近くにある小屋が悩ましい。
熊野神社夫婦桜     満開   晴
 熊野神社入口の鳥居後ろに2本の巨木があり、夫婦桜と呼ばれている。

 狭い周辺は建物が多く、アングルもままならないので、夫婦桜らしく2本並んだ絵造りは難しい。
乗蓮寺の姫桜     満開   晴
 思いのほか小さな樹だが樹形は美しく、周囲の趣を美しく彩っている。

 桜の根元には地蔵も置かれ、周りの雰囲気を一際盛り上げている。
幸右衛門桜     満開   晴
 この地の伝説の人の名が桜の名前になっていて、近くに由来を説明した案内板がある。

 桜は大きな木だがご他聞にもれず電線が桜の前を横切っていて、道路も不粋な土止めがある。人里離れた場所なのに残念だ。
村松熊野講の桜     満開   晴
 小さな丘の頂にあり、根元には赤い祠がある。

 美しい樹形だが、ポールポジションからは桜の下に電線があり、少し窮屈な絵になってしまう。この電線がもう少し下なら良いのだが。
観照寺の寺桜     満開   晴
 「矢造りの種まき桜」に行ったが、ここはまだチラホラ状態。2度目になるけど見頃に出会えないが、この桜は遅咲きのようだ。

 観照寺本堂の裏山にあり、満開の枝垂れ桜が枝を垂らす。
石の森の種蒔き桜     満開   晴
 この桜も美しい桜だが、遠慮なく横切る電線が恨めしい。
 ご丁寧なことに上下とは。
白坂下の桜     満開   晴
 県道14号線沿いにある桜であるが、ここも美しい樹形の桜なのに電線が・・・。

 今日はこんな桜が多くて少々気が滅入る。
立ヶ岡の枝垂れ桜     満開   晴
 石川高校野球部の秋葉寮の前にあり「秋葉寮の桜」とも呼ばれている。

 周りには水仙の花も満開で咲き競っているが、寮の前に車があり窮屈な写真になってしまった。
真明田の桜     満開   晴
 田園地帯の墓地にある墓守桜。

 桜の根元には何やら建物があるが、古い建物なのでまあまあOKかな。
惣徳寺の桜     満開   晴
 県道41号線沿いにあり、上から見下ろしているいる。

 ここもアングルによっては電線が入り込むが、電線を避けてもまあまあの写真は出来た。(他はどうしようもない場合が多いが)
矢沢古内の桜     満開   晴
 5年ぶり、3回目になるかな。石川町でも指折りの名木で地元も保護に力を入れているようだ。
 今回は花も満開、空も真っ青、そして以外にも人はいず、桜を独り占めで満足満足。
堂ノ上の桜     満開   晴
 民家の裏山にある枝垂れ桜だが、下の家屋を避けるにはアングルの制約が。

 美しい桜なのでいろんな角度で撮りたいが仕方ない。
茅刈場の種蒔桜     満開   晴
 杉林の中にある桜。

 ネットで見れば根元まで行けるみたいだが、引きがなさそうだ。おまけに鬱蒼とした林みたいなので遠目の方が良さそうだ。

 石川町はこれで撤退して古殿町の「名花地蔵のしだれザクラ」、平田村の「地蔵桜」に行けど、両方ともまだ蕾。
八又の種蒔桜     満開   晴
 玉川村は金比羅桜や大庄屋桜は2回ほど来ているが、この桜は知らなかった。

 桜は小さな丘に数本の杉の木と共にあり、遠目でも良く分る。花は満開をやや過ぎたのか、花色は少し茶色が掛かっていた。
照光寺のしだれ桜     散り始め   晴
 須賀川市のこの桜も2〜3回になる。

 墓地の中にあり、電線に悩むことは無いが、墓石が写り込んで根元を表現し辛いのが玉に傷。
 日も陰ってきたので今日はこれで撤収し帰路に。まあ満足な一日だった。
apr 13 2018
定勝寺の枝垂れ桜     落花盛ん   晴
 山門の脇にあるのだが、北向きなので光線状態が悪い。

 何時頃に来ればいいのだろうか悩ましいところで、おまけに花も落花盛ん状態。
上郷の江戸彼岸桜     満開   晴
 国道19号線から中央本線の線路を越えて中仙道に入らなければならないはずだけど、入り口が解らず、交通量の多い19号線を行ったり来たり。

 やっとのことで見つけた桜は堂々たる古木で、苦労のしがいがあった。
大野庚申堂のシダレザクラ     満開   晴
桑村長野の大野集落、伊奈川神社の枝垂れ桜で、根元近くには庚申堂がある。

 やや上から桜を見下ろして撮影出来るので、他の桜と違う雰囲気の絵作りが出来ることもうれしい。


 南木曾町の一里塚にある「
上久保の枝垂れ桜」(写真右)は葉桜であった。
apr 19 2018
名花地蔵のしだれザクラ     満開   晴
 9日に続いての福島詣で。開花してなかった桜は素晴らしい桜が多かったので思い切っての再訪。同じ年に来るのは、花の咲き具合に外れが少ないので意義があると思っている。

 手前の桜が目指す桜で、周りの桜を従えさせているようだ。
 車で上にも行けるけど、下の道路から写したほうが美しい。ただ、道路から田に入れさせてもらい空に抜きたいが、田は電柵で囲われていて叶わない。
長八内の桜     満開   晴
 この桜が探すのに苦労した。始めは無名桜をこの桜と思い込んで写したが、途中で違うことに気が付く始末。

 やっと見つけてほっとしたが、ここは北向きで逆光気味。ゴーストを避けるためにはアングルが限られる。
地蔵桜     満開   晴
 この桜も9日に続いての訪問。

 期待通りの満開だったし、偶然桜の持ち主さんから声を掛けられての桜談義。花巡礼の楽しみでもある。
三和の観音桜     満開   晴
 今日は今シーズン2度目の桜が狙いで、これから3本もいわき市の名木ばかりで是非見頃をゲットしたかった桜。

 三和の観音桜は県道358号線の道沿いにあり見つけることは容易。
 背の低い桜だが、観音様の線香で木が焼けてしまったため、主幹を切ったと言うことらしい。
下三坂の種まき桜     満開   晴
 三和の観音桜の後方の林の前にあり、漢音桜からも垣間見ることが出来る。

 県道から鋭角に上がる農道があり、その突き当たりにそびえている。後方は常緑樹の林、前方は畑と邪魔なものは無くストレス無しで写せる。
新田の大山桜     満開   晴
 堂々とした樹形で花も満開、空も雲一つ無い青空。短い期間で再度来た甲斐があったと感激物。

 花見客も皆無で車も写り込まず、まさに一人占め。
堀越のしだれザクラ     散り始め   晴
 古殿町に向かい「八ヶ久保北向の桜」(写真右)に行けども、ここは既に葉桜。気を取り直して堀越のしだれザクラに。


 堀越の集落を過ぎた道路沿いにあり、開花時期も遅いようだがもうピークは過ぎたようだった。
七反のしだれ桜     満開   晴
 茨城県に向かい七反のしだれ桜に。これも今年2回目で満開に巡りあえた。

 表皮が大きく欠損した主幹は痛々しいが、手厚い保護の成果で花は綺麗に咲いている。ただ、枯れ枝も散見されるので気になるところだ。
大荷田の山桜(夫婦桜     満開   晴
 七反から高萩市の文添の山桜に向かう途中で見かけた桜でノーマークだった。

 道路沿いの雑木林の中に2本寄り添ってあるのだが、電線やガードレールがあり絵にすることは難しい。
文添の山桜     満開   晴
 今日の目的の桜。上君田の文添集落にある遅咲きの桜で今がまさに見頃。

 民家の裏の畑にあり、畑の菜の花と競い合って咲いている。

 文添の山桜が満開なので、やはり「
大能小学校跡の山桜」(写真右)は葉桜。まあ、仕方ない。
apr 20 2018
上君田小学校跡の山桜(宮澤桜)     散り始め   晴
 この桜はやはり満開を過ぎて散り始め。

 廃校になった学校の裏庭にあり、宮澤桜とも呼ばれて学校のシンボルであった。

 この後、これもまた廃校の「大能小学校跡の山桜」に行けどもすでに葉桜。
金剛桜     満開   晴
 この当たりの桜もピークが過ぎたようなので撤収することにした。しかし、名残り欲しいので帰りがけに日光の金剛桜に立ち寄る。

 13年ぶりになるが本堂は生憎工事中で、撮影ポジションにも制限がある。桜は満開なのに少し残念。

 今年の花巡礼は多分これで終わり。まあ満足だったが来年も楽しく巡礼したいものだ。