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花巡礼 名桜古木撮影記(2016年) |
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古木には殆どが名前がついていて土地の人々との深いかかわりがある。そんな由来の説明や桜への自分の思いに加え撮影ガイドを記載してあります。
桜の名前をクリックすると写真にジャンプします。 |
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mar 29 2016 |
瀬古のコヒガンザクラ 満開 晴 |
今年の冬は記録的な暖冬で桜の開花宣言も早かったが、彼岸前後から寒さ続きで見ごろは中々やってこない。
桜めぐりもウズウズしていた最中、北遠の瀬古が満開らしいので、昼近いが急遽出かけた。
桜は集落の背後の山の中腹にあり、道路上から見ることができる。近寄るには小さな橋を渡るのだが、この橋は部外者は通行禁止。仕方ないので望遠での撮影となった。 |
白倉のサクラ 満開 晴 |
この桜は、去年探したが見つけられなかった桜だが、今年は探すまでも無く白倉峡への入口の道路沿いにあった。確か、去年は先を急いでいたのであっさりと諦めたのだった。
狭い場所にあり、また、撮影時は丁度逆光で写し辛い桜だ。(写すなら午前中かも)手入れもあまりされていないようで、樹勢は旺盛とは言い難い。 |
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mar 30 2016 |
地蔵禅院のしだれざくら 7分咲き 晴 |
桜シーズンが到来しても週間天気予報は芳しくない。最近の天気予報はよく当り、悪くなる方は確立も高く思われる。そんな状況の中で今日明日は貴重な晴れ間なので関西の桜巡り。
始めは開花情報のある京都南部の地蔵禅院から。ここは何日間も7分咲きだが、もう満開間違いなしと思い訪れた。(後から確認したら今日も7分咲きのままだったが)
七時頃着いたが京都府の撮影とかで一般客は八時まで立ち入り禁止。腹立たしいけども府と寺の関係を保つにはこんなことも必要かも。仕方ないか。(ただ、桜に日が当るのは八時近くから)
桜は石垣のふちにあり下の畑には菜の花。お決まりの桜と菜の花のコラボが定番のアングルのようだ。
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滋眼院の姥桜 散り始め 曇り |
桜は寺には無く隣接する日根神社にある。(案内板もあるので間違いではない)参道の脇にあるのだが回りはゴチャゴチャで全く写し辛い。
写真は花も結構あるように見えるが、手前に若木が1本ある。 |
地福寺の枝垂れ桜 満開 曇り |
地福寺は阪南市の「中山宿」の一角にある。「中山宿」は知らなかったが風情のある町並みで観光客も大勢いた。
狭い境内は桜に覆われ豪華な佇まい。樹齢は50年と言われているがもっと古いと思われる。
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若樫の百滝桜 満開 曇り |
狭い道路沿いの民家の桜だがライトアップもしている。(ただ、電球がむきだしで写真には邪魔だけど、そんな配慮をしている場所は稀有)
下には川が流れ、その川に枝垂れの枝が注ぎ込むように垂れ下がっている。背後は民家で乱雑。もっと雰囲気のある場所なら写欲も沸くが・・・。
河南町の弘川寺、「隅屋桜」(写真右)に行ったが、元の桜は枯れたようで、現在の桜は何代目かの桜でまだまだの若木。
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當麻寺護念院の枝垂れ桜 満開 曇り |
當麻寺は広くて桜がどこにあるか解らない。境内の案内図にも桜は載ってないので、このほうが早いだろうと思い、車に戻りネットで検索。護念院の中にあった。
ここの庭も大変狭くて日当たりも悪い。だからだろうか、樹高は高く下枝はなく、花は中程から上部まで。
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専称寺の枝垂れ桜 満開 曇り |
寺の周辺道路は非常に狭く、寺の境内も大変狭く撮影はストレスがたまる。(笑)
桜は狭い境内を占領してるかのように咲き誇るが、撮影ポイントは一ヶ所だけかも。
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遍照院シダレザクラ 満開 晴 |
カーナビで辿り着いたがここは裏門で出入り禁止の案内がある。この周辺も狭い場所で入口を探してウロウロした。
この寺も境内は狭くてアングルを決めるのも難儀だったが、なんとか絵にできた。
日中は霞がかかって空も白っぽくなってしまったが、この頃になって青空が戻ってきたので専称寺に引き返した。しかし、時間は30分かかり到着した頃はまたまた霞がち。あまり代わり映えしなかったので徒労となった。
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apr 2 2016 |
天竜峡の枝垂れ桜 満開 晴
天竜峡山桜 五分咲き 晴 |
天竜峡の花時は観光客が多いので敬遠してきたが、今日は早めに出かけての撮影。早目と言っても9時を過ぎてしまったので心配もあったが人出はまだまだ。
花の咲く時期が早すぎるので、バスツアー等の団体様は間に合わないかもしれない。
枝垂れ桜は駅からすぐの遊歩道沿いにあるが、山桜の方は離れたところにあるので車で移動した。
二本とも開花時期が違い、枝垂れは満開だが山桜はせいぜい五分咲き。花付きも悪く写真写りも良くない。 |
飯沼石段桜 満開 晴 |
ここは一本桜ではなく桜群。300段の階段の両側に、樹齢百数十年の桜が20〜30本ある。
階段を桜が覆い、まるでトンネルのようになっている様は壮観でもある。 |
大雄寺のシダレザクラ 満開 晴 |
ここのメインの桜は立ち入り禁止でロープが張ってあり、境内に入っても上部しか写せないと聞いていたので、駆け足撮影でもあり道路からの撮影。
満足なアングルではないけど、桜自体もそれほどのものではないので、まあ、これでよし。
続いて「経蔵寺の桜」に。ここも満開。以前は晴天だったが今日は雲が多い。 |
雲彩寺のしだれ桜 満開 曇り |
桜は境内にあるのだが場所は狭い。
無理に根元からテッペンまで写しこんでも美しい樹形に写し撮れないので、駐車場から上部のカットで。
この後「中安の桜」に行ったが、ここも再訪。以前に比べて枝枯れが目立つ。 |
矢高諏訪神社の殿様三本桜 満開 曇り |
神社入口の階段脇にある大ぶりの桜で、名前からの先入観もあるが威風堂々。圧倒される迫力も感じるが、曇り空が残念。
天気の良い時にまた撮影したい。 |
元山白山神社の江戸彼岸 満開 晴 |
参道を上がった左側の杉の木に挟まれた場所にあるが、南は開けているので日当たりはよく花の付き具合も申し分ない。
色はピンクが濃い目だが、満開状態が進めばもう少し白くなっていきそうでもある。
続いて「佐倉様のシダレザクラ」(写真左)と「光治稲荷神社のしだれ桜」(写真右)に行ったがどちらも標高が高く未開花。佐倉様のシダレザクラは数本あるものの、樹齢も若くこれという樹は無い。 |
松尾小学校のエドヒガン 満開 晴 |
樹齢は100年。花は元気に咲いている。
校庭の隅にあり電線や電柱が近くにあるので撮影は難儀。根元は垣根で隠れてしまうが、逆光になるので道路側から撮影した。 |
念通寺墓地のエドヒガン 満開 曇り |
寺は開けた地にあり国道からも良く見える。
花色も綺麗な白色で良く咲いている。日当たりの良い場所にある桜は本当に美しい花を咲かせるものだ。 |
前沢家墓地のしだれ桜 満開 曇り |
この桜は樹齢300年とか。ただ、300年は無理がある気がする。
個人の墓地の墓守桜。墓地は斜面にあり撮影アングルは制約が多い。 |
文永寺の桜 満開 曇り |
寺には3本ほどの古木があり、墓地にあるのが一番の古木かも。墓地の桜は花が曇り空に溶け込んでしまうので庭の桜をアップした。 |
小林の観音桜 満開 曇り |
樹高はそれほどでもないが幹は太く古木の貫禄は十分。
桜の近くに新しい集会所があり風情に欠けるのが難点。 |
仲谷春告桜 満開 晴 |
この桜は花の時期が短いのではないかと思う。(毎日見ているわけではないので何とも言えないが)
今回もまあ満開と言えるのだろうが、花色は少しくすんでしまっている。 |
おとく桜 満開 晴 |
昨年は散り果ててしまっていたが今年は満開。
狭い境内の真ん中に背伸びしているような樹形。根元も保護されているわけではないが、花は十分に付いている。
帰りに「正法寺のエドヒガン」に行ったが、もう日が陰っていた。ここは午前中の方が良さそうだ。 |
千木の親桜 満開 晴 |
去年についで2回目だが、厳しい場所にもかかわらず元気に咲いている。(思わず応援してしまう) |
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apr 5 2016 |
山高神代桜 満開 曇り |
14年ぶりにまず「わに塚の桜」に行ったが、花は満開なれど生憎の曇り空で満足な写真にはならず。
次は保存工事が終わった山高神代桜。
道を付け替え、桜を覆っていた屋根を取り外しと大掛かりな手当てだったようだ。工事後は裏側からも良く見れて、こちら側のほうが形も良く、天気の良い時に再訪したい。
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山高の一本桜 満開 曇り |
神代桜からはそれほど離れていない場所にあるが、それほどの古木ではない。
背の高い木で、若いと言うこともあり花は旺盛。 |
熱那神社のサクラ 満開 曇り |
狭い道路沿いにあり、お決まりの電線、電柱。桜の中を電線が通り抜けている。
静かな場所にある神社だが、風情のある神社でもある。
天気も良くないので帰路に。途中で、以前探して解らなかった「小田船原のしだれ桜」(写真右の枝垂れ桜)を見つけたが、これは見落としても仕方ない位の平凡な桜。樹齢は200年となってはいるがとても200年には見えなく、自分的には名桜古木とは言い難い。
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本郷の千年桜 満開 曇り |
天気が良くないので撮影意欲も薄れ帰路についたが、未練がましく千年桜に。
久々だが元気に咲いていた。曇り空なので奥に回り込んで山を背景に。こうすると桜が空に溶け込まないが、こういう場所は少ない。 |
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apr 6 2016 |
松林寺のしだれ桜 満開 晴 |
2年前に行ったことがあるが花時は過ぎていたので再訪。
今日はほぼ満開。ここは木の支えが風情がない。寺の周辺も桜が咲き桃源郷の雰囲気さえも漂うのに。 |
苗代屋のエドヒガン 満開 晴 |
国道151号線沿いなので良く撮影するが、いつも桜の真下から見上げて写していた。真下からだと桜の特徴も表現できないので今日は離れた場所からの遠望。 |
龍淵寺のシダレザクラ 満開 曇り |
今回の遠征の目的はこの寺の霊水。大変美味しい水で、数年前からポリタン持参で時々汲みに来ている。
また「観音大杉」と呼ばれる4本の杉も有名で、樹齢は600年と言われている。
しかし、最近になってここに桜の古木があることを知った。桜は斜面の杉林の中にあり全体は見渡せない。こんな状態なので何回来ても気が付かなかった。 |
高平稲荷のエドヒガン 満開 晴 |
街道沿いの民家の裏山にあるが残念なことにここも電線が邪魔になる。根元には稲荷の小さな社や鳥居もあり雰囲気は良いのに残念だ。
花は綺麗なピンク色。今が一番美しいのかも知れない。 |
中郷黒川の枝垂桜 満開 晴 |
遠山郷は霜月祭りが有名で30年以上前から時々来ていたが桜の撮影は今日が初めて。「龍渕寺のシダレザクラ」「高平稲荷のエドヒガン」に次いで3本目だが、この桜は杉の木立を背に白色の花が枝垂れていて美しい樹形だ。 |
西の宮郭神社のエドヒガン 満開 曇り |
ここに来て少しずつ雲が増えて来て陽射しが弱くなってきたので、上の道路から俯瞰気味に撮影した。(電柱が移るがここは妥協)
見事な大木なので晴れていればいろんなアングルでも絵になるので、機会があればリベンジ。 |
渕静寺のしだれ桜 満開 曇り |
掲載のアングルはこの桜の一番美しい姿と思う。
もっと晴れていればひときわ美しいだろう。ここも要リベンジ。 |
松源寺の桜 満開 晴 |
境内は狭く桜全体を写そうとすれば、やはり真下から見上げるアングルにならざるを得ない。一時はこのアングルに拘った時期もあったが、最近このアングルは避けるようになってきた。
山門をいれ、手前の新しそうな石像もいれ、桜は美しい上部のみ。この方が癒しを感じる事が出来そうだ。(笑) |
立石寺前のシダレザクラ 満開 曇り |
この桜は以前撮影していたつもりだったのが間違っていて、「立石寺の枝垂れ桜」がこの桜と思っていた。
こちらは民家の庭先にある古木で風格はあるが花付きはあまり良くない。狭い場所でロケーションもイマイチ。 |
杵原小学校の枝垂れ桜 満開 晴 |
ここは人気の桜で地元のイベントで桜祭りをしていた。手入れも行き届いているんだろう。樹形も素晴らしく花も旺盛に咲き誇っているようだ。 |
観音寺の枝垂れ桜 満開 晴 |
桜の手前に観音像があるが、この観音像は子供が縋っているのが何とも言えない・・・。
桜は樹齢300年。それなりに風格は感じられる。 |
中村秋葉様の枝垂桜 満開 晴 |
集落の交通の要所だったであろうか、交差点の要にあり、美しい樹形で枝を張り花を咲かせている。
ただ、桜の前面を電線が横切っているのが残念ではある。
この後、飯田市の上久堅の「法現坂の枝垂桜」と「川出家の枝垂桜」に行ったが、ここは標高が高いので未開花だった。(4月12日に再訪」
帰路、売木村の「大入のシダレザクラ」に。売木村一帯も開花は遅い所でもうしばらくかかりそうだった。 |
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apr 8 2016 |
威徳山の桜 満開 晴 |
 久し振りに群馬に行った。期待して行ったのだが、高崎周辺は昨日の雨風がたたったのか見頃は過ぎてしまっていた。
「上奥平のしだれ桜」(写真左)と「行人塚の芋うえ桜」(写真右)の二ヶ所を見て諦めて渋川まで芦を伸ばしたが、この近辺は見頃でホット一息。
威徳山の桜は渋川市の真光寺にあり、境内には数本の古木があり市民の花見で賑わうそうだが、その中でも一際目立つ。
続いて「金蔵寺のシダレザクラ」に。(翌日再訪) |
真龍寺のシダレザクラ 満開 晴 |
自分は平地に住んでいるので普段はあまり感じないが、寺と言うものはつくずく山がつき物と思い知る。
寺の本堂の方にある駐車場に車を置かせていただいたが、桜は階段を下った墓地に。日頃運動不足で撮影後の上りに一苦労。お年寄りのお墓参りは大変じゃないかと心配もあるんだが。
桜はまだ若いが樹形は美しい。将来が楽しみだが、勿論自分は見ることはできない。(笑) |
桜森のヒガンザクラ 満開 曇り |
この桜も条件は大変悪い。狭い場所の大きな木だが手入れはされていないので、撮影に関し足場も悪い。
おまけに曇り空なので写真のできは散々。 |
上古語父の枝垂れ桜 満開 曇り |
2回目になるが、今回は見頃。
ロケーションは悪く、周りは民家や消防団の詰め所で電線も張り巡らされている。ここもこれ以上の作品は自分の腕では無理。
次は「林昌寺のしだれ桜」「お神明さんのさくら」。(翌日再訪) |
応永寺の桜 満開 曇り |
この桜はまだまだの若木で、自分なりにリストアップに悩んだが、桜は、寺の前の道路から丁度見え、前には菜の花、右手には山門。更に左には、咲きそろってはいないが他の桜もあり、絵作りには申し分ない。
絵作りに苦労する古木が多い中、こんな場所に当ると嬉しさが募るのでリストアップしておいた。
この後は「おまき桜」。(翌日再訪) |
細野地蔵尊のサクラ 満開 曇り |
数本の古びた桜がありどれだか見当がつかない。丁度地元の人がいたので尋ねたが明確な答えは無かったが、「皆さんはひときわ背の高い木を写してゆく」とおっしゃった。
ネットで調べても明確ではなさそうで、いわゆる「細野地蔵尊の桜群」といった方が良さそうだ。
ここには数体の石仏の中に双体像道祖神があった。以前安曇野の双体像道祖神巡りをしたことがあり、群馬も沢山あったが、当時は群馬まで来る事が出来なかった。
そんなんで、思わずの儲け物であった。
最後は「大隅桜」。(翌日再訪) |
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apr 9 2016 |
金蔵寺のシダレザクラ 満開 晴 |
昨日と違い今日は好天。せっかくの群馬なので気に入った桜にもう一度回ることにした。
金蔵寺は山門脇にあるのだが、境内側で大変写し辛い。昨日から何カット写したことか。結局、根元は隠れてしまうが山門外からのカット。このアングルが一番美しい。 |
おまき桜 満開 晴 |
ここも昨日撮影したが再訪。
しかしこの時間は逆光。周りから一通り撮影したがここは午後の方が良さそうだ。 |
大隅桜 満開 晴 |
おまき桜で光線が良くなかったが、大隅桜はどちらからも写せそうなので再度撮影することにした。
大木を青空バックで撮影出来たが、ここは引いて写すのは場所的に困難。 |
川戸神社のお蒔き桜 満開 晴 |
県道28号線沿いの川戸神社にある巨木。
背が高く花色はピンク。この周辺では早咲きらしいがまだまだ見頃を保っていた。 |
生原のしだれ桜 満開 晴 |
生原集落の畑の中に小さな公園風のものがあり、そこに2本の桜が寄り添うように立っている。
山を背負い、根元には風情のある観音堂だが、スチール製のフェンスが味気ない。
大戸地区に入り、四ヶ所回ったがこの辺りは見頃は数日先になりそう。「旧大戸小学校の桜」は校庭数本あるがこれと言う桜はない。

大運寺のしだれ桜(写真左)
旧大戸小学校の桜(写真右) |
忠治地蔵の桜
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三福寺のしだれ桜
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林昌寺のしだれ桜 満開 晴 |
林昌寺は人気の桜だろう。花見客で大混雑と言うわけではない物の、人が途切れる瞬間はそれほど多くない。
昨日も人はかなりいた。まあ、花を見るだけなら花曇も乙なものだから、普通は雨が降らなければOK。
この枝垂れもきれいな樹形。花付きも十分。 |
お神明さんのサクラ 満開 晴 |
林昌寺に近いことから再撮影した。
今日は青空なので白い花が目に痛いくらい綺麗だ。立地条件が劣悪なのが残念だが仕方ない。 |
御殿桜 満開 晴 |
沼田城址公園の中にあり御殿桜と呼ばれている古木。
あまり目立たない場所にあり、公園内は花見客で大混雑でも、撮影に当り花見客が邪魔になるということは以外に少ない。
桜に辿り着く苦労は駐車場の確保の方が難儀であった。 |
御室のサクラ 満開 晴 |
広々とした畑が続き、まるでミニ北海道のような農村の一角に遠目からも解る見事な桜がある。
ただ、桜の周辺は農家の作業場で建物や車が置いてあり、電線も張り巡らされている。ここはさすがに仕方なく下はカット。
昭和村のもう一つの桜「山神宮のシダレザクラ」は未開花。 |
上津の姥桜 満開 晴 |
もう3回目になるだろうか、やっと満開に巡り合えた。
樹形は株立ち、樹齢は500年の古木と言うことだが、2代目若しくは3代目らしい。室町時代中期、沼田氏一族の女性が京に仕えたが後に故郷に戻った。その時に持ち帰ったのがこの桜という伝説もある。 |
村主八幡神社の彼岸桜 満開 晴 |
神社を取り囲む木立の外側にある大きな一本桜。
少し離れて写せば綺麗な樹形の全体を収めることが出来るが、残念ながら桜の真ん前を電線が横切っているので、大きな写真では目立ってしまう。 |
町組の江戸彼岸桜 満開 晴 |
町の中の狭い墓地にある桜。
主幹は途中で折れていてずんぐりした樹形。枝枯れも多かったのだろう、枝先が切断された枝が覆い。
花は切断部分を覆うほど旺盛で見事に咲いている。 |
小高諏訪神社の彼岸桜 満開 晴 |
背の高い巨木が鳥居を覆っている。
幹の所々が痛んではいるが良くあること。樹勢は良く花は綺麗に咲いている。ただ、日当たりは良いのだが下部に花が少なめなのは気になる。 |
一之宮地蔵桜 満開 晴 |
到着時は良いロケーション・・・と思ったが電線が。
ここにも桜の根元に双体像道祖神がある。今回で二つ目の発見で何となく儲け物・・・。 |
お助け桜 満開 晴 |
 国道17号線沿いの民家の裏の小高い草地にある雄大な桜だが、今年は花付きが悪いのか、2〜3日早すぎて花が開ききっていないのか、なんとなく寂しい。
ここから猿ヶ京温泉に向かい、途中で「謙信の逆さザクラ」に寄る。以前来た時は桜の周りに観光のぼりがたっていたが、今は無い。
桜の花付きは以前より見劣るような気が・・・。「お助け桜」同様、今年は不作かも?
猿ヶ京温泉の「関所跡のしだれ桜」(写真左)と「下馬の枝垂れ桜」(写真右)は未開花だった。 |
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apr 11 2016 |
お宮のサクラ 満開 晴 |
北遠の遅咲きの桜が一週間前には見頃らしかった。一週間は長いかなと思ったが好天に誘われ思い切って出かけたが、やはり無理。 「静修自治館前のヤマザクラ」、「静修意昌庵のヤマザクラ」、「胡桃平のヤマザクラ」は見頃は過ぎていた。
「大地野地の山桜」は家人の話では今朝の風で殆んど散ってしまったと言っていた。
今日は空振りと帰路についたが、途中で豊根村の桜を思い出し現地に電話で確認。
まだまだ大丈夫という事なので向かったが、これは正解。満開であった。
ここは花祭りの会場の神社で何回も来ているが、桜は初めて。何か縁がなかったがっやっと撮影できた。 |
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apr 12 2016 |
長桂寺のしだれ桜 満開 晴 |
今回はかみさんを連れて久し振りに高遠城址に。
ここは大混雑なので到着は早めに限る。駐車場の会場が午前6時なのでこれを目指して出発した。
この後は「片倉のしだれ桜」「片倉南道お堂のしだれ桜」「水上熊野神社の枝垂れ桜」「遠照寺の高遠小彼岸桜」「見通し桜」と回ったが、何と5連敗。「見通し桜」は見頃過ぎで、前の4本は未開花で4月15日再訪。。
山間部は早すぎたので町に戻りやっと見頃に辿り着いたのが長桂寺。満開でほっとした。 |
桑田薬師堂のしだれ桜 満開 晴 |
樹齢は400年で根元は貫禄十分だが、主幹は途中で損失しているので高さはない。木のすぐそばに比較的新しい建物がある。折角の古木なのでもう少し何とかならなかったのか。部外者の余計なおせっかいかも知れないが。
花は十分。後が見えないほどビッシリ付いている。 |
南海薬師寺のしだれ桜 満開 晴 |
国道脇にあり枝が道路にも垂れている。
樹齢は400年とか。花付きも素晴らしく見ごたえのある桜。地元の人も開花を楽しみにしているようで、撮影中に母娘連れに出会った。
近くには「中沢南海の枝垂れ桜」があるはずなのにそれらしき桜は見当たらない。聞こうと思ったが先ほどの母娘連れはもういないし、何分にも人は見当たらない。
探しまくっても解らないのでネットで調べたら、どうやら川の反対側の桜のようだ。でも、綺麗な桜だが古木というにはまだまだ。
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一本柿の枝垂れ桜 満開 晴 |
これは見つけるのに一苦労した。農作業をしていた若者に尋ねたら、一本柿は聞いたことがあるが何処の桜かわからない。どこの桜も皆綺麗だし、と言うことだった。
次に尋ねたお婆さんは流石に良くご存知で、今から車で出かけるから付いて来なさいと。で、やっと発見。
民家の裏山に青空バックで堂々と咲いていた。ちなみに、一本柿は持主の屋号。 |
蔵澤寺のしだれ桜 満開 晴 |
この寺は以前来たことがあるが、すぐ近くなので寄ってみた。
境内の山門脇にあり晴れていれば中央アルプスも遠望できる素晴らしいロケーション。 |
上の山の枝垂れ桜 満開 晴 |
田園地帯の小高い墓地の墓守桜で樹齢はそれほどでもない。故に花は綺麗とも言えるが、将来が楽しみな桜だ。(見届けることが不可能なのが残念だが・・・笑) |
吉瀬諏訪神社の桜 満開 晴 |
ここも素晴らしいロケーション。
アップした写真の左側、ピンク色の背の高い桜が目指す桜だが、右側には公園の桜が咲き揃い、後方には残雪の南アルプスを望める。 |
シルクミュージアムの枝垂れ桜 満開 晴 |
シルクミュージアム設立時に移植されたと言う桜。
移植間もない時期は花が付かず心配されたそうだが、今は元気に咲いている。 |
林叟院のしだれ桜 満開 晴 |
墓地の一角にあり背の高い桜。
墓地に桜はつきものなれど、巧い具合に鎮座している桜は少なく、撮影には苦労する。ここの桜は、下が通路になっていて、見上げると比較的余計なものの写り込みを避けることが出来る。
この後は豊丘村の「壬生沢諏訪神社のエドヒガン」に。ここは2回目だがまたしても空振り。以前よりましだったが、もう、散り果てに近かった。 |
川手家の枝垂れ桜 満開 晴 |
6日に来たときは蕾状態であったが京は満開。今日はこの桜を写すのが目的でもあった。
墓地にある桜で、桜の前にはこぶしの花がある。ただ、桜とこぶしの見頃は一致しないようで、6日はこぶしは綺麗な白色だったが今日は黄色掛かっている。
両方とも背の高い木であり、根元は墓があるものの大変狭いので、2本の木の全体を写すのは難しかった。 |
法現坂の枝垂れ桜 満開 晴 |
この桜も近くにあり6日は未開花だった。飯田の上久堅地区は標高が高そうで開花は遅い。
小高い岡にある巨木だが、花はあまり付いていない。 |
玉川寺の枝垂桜 満開 晴 |
良くあるパターンだが、山門脇にある古木。
松とのコラボも乙。 |
久堅神社の枝垂桜 満開 晴 |
神社境内あるがあまり大切にはされてなさそうだ。
日当たりは良さそうだで花も多く付いているが、何となく花色が悪いように見えるが・・・? |
柏原のシダレザクラ 満開 晴 |
狭い集落の道路を覆うように咲いている。
白い花を沢山付けていて元気そう。 |
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apr 15 2016 |
水上熊野神社の枝垂れ桜 満開 晴 |
12日のリベンジで再度の高遠詣でで、最初は「遠照寺の高遠小彼岸桜」に。ここには何本かの桜があるがこれと言う古木はない。
この寺は牡丹の名刹のようで、時期になると観光客で賑わうそうだが、桜の花見客はそんなにいない。
「水上熊野神社の枝垂れ桜」は国道153号を杖突峠に向かう途中左側に見えろ巨木で、神社の社に覆い被さるように枝が垂れている。
手前には若木もあり貫禄十分。月並みだが日本の原風景だ。 |
片倉南道お堂のしだれ桜 7分咲き 晴 |
水上熊野神社からそれほど離れているわけではないが、咲き具合はもう一息。午後にでもなれば満開かも。
樹は大分痛んでいる。この先が心配ではある。 |
片倉のしだれ桜 7分咲き 晴 |
この桜は樹勢は旺盛のようで花付きも申し分ないが、いかんせん道路沿い。ガードレールはどうしようもない。
下に下りれば何とかなるかもしれないが、真逆光になるので確かめもせず撤収した。 |
貞松院の枝垂れ桜 満開 晴 |
本堂の裏庭にある桜で、美しい庭に溶け込んで素晴らしい花を咲かせている。
この桜は、大阪夏の陣の折、諏訪藩の藩主が持ち帰ったと言われている。延命桜とも言われて地元では大切にしているようだ。 |
育恩堂のシダレザクラ 満開 晴 |
日蓮宗の教会にある桜だが、写真撮影には大変な場所にある。
電線は縦横で電柱、建物とセット(笑)まあ、これは諦めるしかないが、花は見事。 |
昌福寺の枝垂れ桜 満開 晴 |
この桜も二度目ななる。始めての時は夕方になってしまい満足な写真にならなかったが、今回は天候も良く満開。
この桜も貞昌院の桜と同様、大阪夏の陣の折、諏訪藩の藩主が持ち帰ったと言われている。 |
塩尻市役所のシダレザクラ 満開 晴 |
市役所庁舎の前庭にある大きな桜で四方に枝を広げている。樹齢は100年と言われているが、このくらいの樹齢の桜が花自体は一番綺麗だ。 |
無量寺の枝垂れ桜 満開 晴 |
境内に2本の背の高い枝垂れ桜が寄り添うようにたっている。
狭い境内で、根元は柵で囲まれて入るが小さな面積で、すぐ近くまで車が入ることもできる。近い将来が心配ではある。 |
長興寺のシダレザクラ 満開 晴 |
目指す桜は山門脇。丁度逆光で光輝いていたが、階段を上がり上から撮れば順光で綺麗にも撮れる。
すぐ近くには「東漸寺のシダレザクラ」があるが、何と、ここは見頃を過ぎていたので車で通過した。 |
永福寺のシダレザクラ 満開 晴 |
風情のある観音堂の脇にある枝垂桜。建物は入母屋、茅葺で市の文化財の指定を受けている。 |
慈光院のシダレザクラ 満開 晴 |
町の裏山と言うような場所にあり人に尋ねなければ行けそうも無かった寺である。
境内は狭く、庭の端に桜はあるが電線が前を通っている。電線は無視し一番美しい樹形のカットを掲載した。
寺の裏山にも枝垂桜があるが、この桜も大きな木で、こちらが目指す桜かとも思ってしまうほどである。 |
手長の桜 満開 晴 |
以前見つからなくて諦めた桜であるが、解ればなんと言うことはない。オリンパスの工場裏、高速道路の反対側にあった。
かなりの古木で痛みは激しそうで、主幹は途中から無く、多くの枝先も切断されてはいるが花は沢山付いている。 |
香住寺の枝垂れ桜 満開 晴 |
寺の階段の脇にある桜で、道路にはみ出すように枝垂れている。この桜は町の保護樹木に指定されているが、境内にも古木の桜がある。 |
神明神社の頼朝桜 満開 晴 |
この桜も町の保護樹木に指定されている。
桜は主幹は折れ、折れた幹はトタンで覆われていて凄まじい様相である。訪れた時間はもう日が当らなくなっていたが、神社の杜を背に花は綺麗に咲いていた。 |
中曽根の権現桜 満開 晴 |
去年も行ったがその時は葉桜に近かったので、撮影するのは14年振りになる。
以前と変わらず元気そうで、まさしく威風堂々。何時見ても見事な桜だ。 |
北殿のエドヒガン桜 満開 晴 |
ここも3度目になるが、やっと満開に巡り合えた。
立地条件は悪く、撮影は困難。しかし、樹勢は旺盛のようで花は素晴らしい。 |
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apr 20 2016 |
臥龍桜 満開 晴 |
今日は初めに西光寺に行ったが枝垂桜は五分咲き程度だった。(20日に再訪)
臥龍桜は実に19年振りの撮影。当時は勿論フィルムで、この頃は主にペンタックスの645、フィルムはフジクロームが多かった。
最近はデジカメで安易に撮っているが、昔はじっくり写したものだ。
2枚の写真を並べて気がついたが、今年の写真は花が白いが以前の写真はピンク色。カメラの違いなのか、咲き初めと咲き終わりの花の時期の違いなのか。 |
往還寺しだれ桜 満開 晴
往還寺本堂前のしだれ桜 満開 晴 |
昔来たときは未開花だったが、今回は満開。以前は臥龍桜の撮影のついでだった。今日は臥龍桜も見頃を保っていたと言うことは、臥龍桜も咲き終わりに近づくと白くなるのだろう。
山門脇の入口の桜だが、主幹は途中でなくなって僅かな小枝があるだけ。その小枝に懸命に花を咲かせている。ちなみにこの桜は市の天然記念物に指定されている。
この寺にはもう一本の古木(樹齢100年)もある。こちらは幹に穴が開き空洞になっていて無残な状態ではあるが、花は山門脇の桜以上に咲いている。 |
長円寺の枝垂れ桜 満開 晴 |
旧朝日町には古木が多いが、ここは始めての場所。
撮影し辛い場所にあり、おまけに花も少ないので写真もつまらないものしか出来なかった。 |
宝蓮寺の枝垂桜 満開 晴 |
地元では「阿弥陀桜」とも呼ばれ大切にされているようだ。
朝日地区では「飛騨あさひ桜めぐり」というイベントで枝垂桜スタンプラリーが開催されていたが、この桜はスタンプ対象の桜になっていた。 |
薬師堂の枝垂桜 満開 晴 |
国道361号線沿いにあり走行中でも目につく桜だ。
樹齢自体はそれほどではないが、故に花は元気に咲いている。この桜は「飛騨あさひ桜めぐり」に記載され、ライトアップされる3本の桜の一本である。 |
八幡神社の枝垂桜 満開 晴 |
これも国道361号線沿いの神社にある。
桜は始めはどこにあるか解らなかった。地上1.5m位で切断され根元からヒコバエが、こんな無残ともいえる桜が目指す桜であった。
ヒコバエはまだまだか細く花も少ないが、この先元気の育てば一見の価値ある桜になりそうだ。 |
神明神社の枝垂桜 満開 晴 |
ここには樹齢400年とも言われる古木があったらしいいが、枯死して今はない。
代わりにと言うわけではないが、まだまだ若木ではあるが見事な枝垂桜がありライトアップもされている。
桜の前方には水を張った田んぼがあり、風の無い日は水鏡になりそうだ。 |
浅井枝垂れ桜 満開 晴
浅井神明神社の山桜 満開 晴 |
この枝垂桜もライトアップされる。
枝垂桜は豪華な花付きで人気の桜のようだが、境内の左奥には背の高い山桜がある。花は上部にしか咲いてなく、下の方には枝も殆んど無い。ちなみにこちらの山桜が市指定の天然記念物である。 |
天満神社の枝垂桜 満開 晴 |
この桜は大木であり、下の畑から見上げれば更に雄大。
天満神社は黒河の公民館の横にあるが、なぜか花見客は少ない。花見客が写り込まないチャンスを待たざるを得ない桜も多いが、ここはのんびりと撮影するには格好の場所。
この後「法正寺の枝垂桜」に行ったが満開にはもう一息。
続いて飛騨市古川町の「西光寺のしだれ桜」(写真右)、「鎮護桜」と回ったがいづれも葉桜であった。 |
島田の桜 満開 晴 |
清見地区の田んぼの中にある大木で、離れたところからも人目で解る。
昔はここに寺があったそうだが、その寺は移転して桜だけが残ったそうだ。建物などは跡形も無い田んぼに桜だけがポツンと残っている。 |
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apr 23 2016 |
西光寺の枝垂桜 満開 晴 |
20日はまだ五分咲き程度だったので再チャレンジ。今日は満開で青空。申し分ない桜の撮影日和。
比較的早い時間なのでカメラマンが2〜3名いただけ。ここは観光バスも入りそうなので早めに来て正解。
桜は申し分ないが背景の建物が気にはなる。日常生活が営なわれているので仕方ないが、白っぽいアルミサッシなどは何とかなったのではと、無責任に思う次第。 |
柏原の紺屋桜 満開 晴 |
ここは神岡で離れているので観光協会に事前に咲き具合を確認。「まだまだ見頃だけど早めにおいでください」とのことだったので出かけたが正解。(こういう回答もガセと言う訳ではないが、時に少し古い情報の時もままに・・・)
下枝は無くなっているが日当たりは良いので花は綺麗に咲いている。 |
楢谷寺の枝垂れ桜 満開 晴 |
この桜も三回目で満開に巡り合えた。
旧清見村も大変広く、地区によって開花状況は大分違う。この桜もこれだけでわざわざ写しに来る気にはなり辛く、他の桜の撮影のついでに・・・と言う桜ではある。
満開と言っても、日の当らない境内側はやっと五分咲きくらい。大木でもないのに1本の木でこんなに違うのもあまりない。
電線等が邪魔になることは良くあるパターンだが、ここもその一つでもある。

道路を挟んで寺の反対側の民家の庭にも古そうな桜がある。(写真右)この民家は今は空家かも知れず、庭は物置場状態で、桜の木のそばには何かをトタンで囲ってもある。
こんな障害物を避けるためにアングルも限定され、写し辛い。
写真は花が豪華に見えるが、後は他の桜の花である。
今日は時間があったので足を伸ばし阿智村の「駒つなぎの桜」に行ったが、殆んど散ってしまっていた。
例年は棚田には水が張ってあったが今年はなかった。今年だけなのか、それとももう張らなくなってしまったのか? |
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may 1 2016 |
弄月町のしだれ桜 満開 晴 |
行動が素早いのが取りえ?で、急遽北海道へ。4月27日の敦賀発、同日午後9時過ぎに苫小牧着のフェリーで。
早速28日から桜の撮影だが、生憎の曇り空のうえ桜は見頃までになっていず。最初は厚沢部町の「紅白夫婦桜」。ここはまだ蕾。
ついで北杜市に。「法亀寺のしだれ桜」は五分咲きというところ。伊達市善光寺の「石割桜」も蕾固しの状態。
北海道は1週間ほど滞在予定なので後半に再度撮影することにして2〜3日は観光旅行に。ところがこの観光旅行がとんだ目に。
29日は寒波襲来で今夜の宿泊地、トマムリゾートに行くのが精一杯。30日は、昼近くまでホテルで雪解けを待つ。急な北海道旅行なのでスタッドレスタイヤはもう外し、夏用タイヤで来たのを悔やんだが後の祭り。
富良野の「上御料の一本桜」や日高も予定していたが、取り止めとし、1日は道南に戻った。1日はやっと青空も見え撮影日和。
苫小牧からのスタートなので、最初は伊達市の「弄月町のしだれ桜」から。民家の庭にある桜なので道路から撮影。
主幹は折れてしまっていてズングリした樹形。花付きは旺盛で花壇の花とのコラボも癒される。

善光寺も行ったが「石割桜」(写真右)は開花は当分先になりそう。
「法亀寺のしだれ桜」は満開だったが、ここに来てまたまたの曇り空。「紅白夫婦桜」にも再度行ったのだが、曇りのうえにまだ咲き始めなので、もう、欲求不満、激しい落ち込み状態。
午後になって晴れてきたので再度法亀寺で撮影。何とかの写真は出来上がって多少は気持ちも楽になった。 |
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may 3 2016 |
法亀寺のしだれ桜 満開 晴 |
5月2日は天気は良さそうだったがすぐに曇り空に。今回の北海道は天候に恵まれなく、どこに行こうか迷ったが8年ぶりに松前公園に。
「血脈桜」は満開、「夫婦桜」は南殿は満開だが染井吉野は散り始め色もくすんでいた。
青空も期待できないので2日は早々と撤収。
3日は雲一つない気持ちよい青空なので、またまた法亀寺に。朝は人出も少なく写真も満足なものが撮影できたが、実に三日間で四回目。 |
紅白夫婦桜 満開 晴 |
ここも満開に。二日前はチラホラの状態だったのに。北国の桜は好条件に出くわすのは奇跡と感じる時もある。
今日は青空に紅白の桜が映えて心地よい。三日間通ったかいがあった。これで心残りなく家に帰れる。
これで今年の花巡礼は終了。昨年ほどではないが今年も暖冬で、4月は天候不順。東北も予定していたが取り止め。その代わりにと言うわけではないが北海道に。
北海道も思うようには行かず、根性で「法亀寺と「紅白夫婦桜」を写しただけ。
体力も衰え、去年辺りから1日撮影後の疲れが激しいし、家に帰ってからも何日も疲労感が残る。こんな状態なので来年以降はどの程度の活動ができるか。1年でも長く続けたいことは否まないが。 |
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